このインフラ計画の根拠は気候変動だ。
こうした動きとは対照的に、バイデンの提案では橋や高速道路、道路の「近代化」には1,150億ドル(約12兆6,700億円)が投じられる。デイヴィスによると、それでも以前の計画と比べて全体の投資額は増えてはいるが、46%増にすぎない。
だが、今回の提案で約束された数十億ドルでさえ、全米の輸送システムを根本的に変えるには十分ではない。例えば、ニューヨーク州の4年間の資本計画では、メンテナンス、修理、新しいプロジェクトに515億ドル(約5兆6,750億円)を投じると約束している。これはわずかひとつの輸送システムの話なのだ。これに対して都市間鉄道は、アムトラックで首都ワシントンD.C.まで通勤していたことで「アムトラック・ジョー」という愛称をもつバイデンによる時宜を得た提案により、大きなカンフル剤を注入されることになる。アムトラックはバイデンの提案に応えて3月31日、アリゾナ州フェニックスやラスヴェガス、ワイオミング州シャイアンなどの接続都市を含む、30を超える潜在的な新ルートの地図を公開した。
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