高速道路を高齢ドライバーが逆走したり、自転車などが誤って侵入するトラブルが続出しているという。
高速道路各社は2017年までに標識で注意喚起する防止策をおおむね整えたものの、17~22年にも平均で年約190件の自動車による逆走が発生。昨年10月には京都府亀岡市の京都縦貫自動車道上り線で70代女性が運転する車が逆走、別の乗用車と正面衝突し、衝突された車の男性を含む2人が死亡するなど、うち2割が事故につながったそうだ。きょうの日経が社会面で詳しく取り上げているが、逆走に気づかないドライバーも少なくないとみられ、早期に検知し、警告するかが課題とみられている。こうした中、国交省は7月、4年ぶりに有識者会議を開催。委員からは「逆走している人に気づかせる対策が足りていないのでは」といった認識が示されるなど、改めて逆走中の車を早期に止め安全を確保する対策の検討を始めたという。
また、高速道路の誤侵入は自動車ばかりではないようだ。きょうの朝日が社会面で「高速やまぬ誤侵入、原付き・自転車・歩行者・ナビ誤設定も」とのタイトルで報じている。それによると、9月には横浜市の首都高横羽線下りで、自転車が誤進入。走行中の乗用車が、右側からの合流車線から出てきた自転車と衝突し、自転車の男性が骨盤を骨折するなどして死亡したほか、乗用車を運転していた会社役員の男性も頭を切るけがをしたという。自転車以外にも、原付きバイクや歩行者による誤進入も後を絶たないとも。また、誤侵入の原因としては、スマートフォンのナビアプリの設定を誤ったケースが目立ち、都市部の高速道路で起きやすいとも指摘。このため、国交省の担当者は「適切なルール設定を行い、画面ばかりに集中せずに標識や看板を確認してほしい」とも伝えている。●赤字ローカル線協議、JR西以外は静観、廃線懸念する地元との関係考慮(朝日・3面)●自動車修理不正「うちも」損保に高額請求、実費は抑制、中古車販売「ジーアフター」告発者「バレようがない」(毎日・23面)
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