◇パ・リーグオリックス2―1西武(2024年4月23日京セラD)絶体絶命の場面で、投手版「満塁男」の真価を発揮した。4回、2―0から失策で1点を返され、なお無死満塁。同点、逆転...
絶体絶命の場面で、投手版「満塁男」の真価を発揮した。4回、2―0から失策で1点を返され、なお無死満塁。同点、逆転の大ピンチでオリックス・田嶋が踏ん張った。若林、外崎を連続空振り三振に仕留めると長谷川は中飛に。リードを守り切って中継ぎ陣につなぎ、チームを今季初の貯金生活に導いた。5回3安打1失点(自責0)で今季2勝目。最低限の仕事でも、今の田嶋には価値ある1勝だ。前回の16日楽天戦では初回に2点先制してもらった直後に逆転を許し、3回5失点KO。試合後に中嶋監督から「今のままだったら(次の)チャンスあるのかな、っていう気もしますしね」と厳しい言葉を残された。この日の試合前練習では、その指揮官に自ら歩み寄って話しかけた。「世間話です。普通に」としたが、中嶋監督は「見慣れない光景だと思うんですけど、僕もびっくりした」と苦笑い。それだけ今回に期するものがあったのを感じさせた。
過去通算2勝3敗、防御率7・09と苦手だった西武戦は、21年4月20日以来3年ぶりの登板。白星は20年7月4日以来4年ぶりとなった。無死満塁を失策による最少失点で乗り切ったことが全てだが、実は満塁機では22年が6打数無安打、昨年も2打数無安打と、ここ3年間、安打を許していない。ここぞの集中力と気持ちの強さで、獅子を封じ込めた。《福田猛打ショー》B…福田が2回2死二、三塁からの中前適時打を含む今季初猛打賞の活躍で、田嶋とともにお立ち台に上がった。「とにかく自分のことに全集中してやった結果が付いてきているかなという感じです」。4月13日以降は「1番・中堅」に定着し、リードオフマンの仕事をこなす31歳。中嶋監督も「最近、出塁が非常に多いので。いろんな意味で流れを持ってきてくれる」と頼もしそうだった。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
平良(西武)要所締め白星 六回途中無失点 西武―オリックス<プロ野球>平良(西武)要所締め白星 六回途中無失点 西武―オリックス<プロ野球> - 琉球新報デジタル
続きを読む »
オリックス・山下舜平大、また勝てず 5回1失点6Kも…(パ・リーグ、オリックス−楽天、3回戦、1勝1敗、11日、京セラ)ピンチで粘り続けたが、球数がかさんだことで自分の首を絞めた。挽回を期して今季2度目の先発のマウ...
続きを読む »
【糸井嘉男氏の眼】阪神、キーマンは大山 森下と佐藤輝と助け合って 普段通りやれば点を取れる阪神、オリックス、日本ハムで活躍したデイリースポーツ評論家・糸井嘉男氏(42)の「超人目線」が16日、スタート。球団史上初のリーグ連覇を狙う阪神はセ5球団との対戦が一回りし、6勝8敗1分けで開幕15試合を終えた。糸井氏は苦しい時こそ助け合い...
続きを読む »
3日のプロ野球 結果と戦評【西武 3-0 オリックス】西武はドラフト1位新人の武内がプロ初登板先発勝利。直球は走り、変化球も切れ、7回を単打1本の無失点で7三振を奪った。一回にアギラーが先制打を放った打線は六、八回に加点。3連敗のオリックスは山下が8四死球と乱れた。【阪神 5-2 DeNA】阪神は0-2の四回に大山の適時打で追い上げ、六回に森下が逆転2ランを放った。八回には近本のソロなどで2点を追加。伊藤将が7回2失点
続きを読む »
29日のプロ野球 結果と戦評【ソフトバンク 3-1 オリックス】ソフトバンクが8年連続で開幕戦勝利。1-1の七回に山川の1号ソロ、甲斐の適時打で2点を勝ち越した。有原は6回2/3を1失点で白星、最後はオスナが締めた。オリックスは宮城が七回途中3失点。打線は七回の好機を逃した。【西武 1-0 楽天】西武が3年ぶりの開幕戦白星を飾った。今井が7回を2安打無失点、11三振の力投で勝利投手。0-0の八回に外崎が先制三塁打を放ち、
続きを読む »
31日のプロ野球 結果と戦評【阪神5-0巨人】阪神が今季初勝利。0-0の八回に森下が決勝の3ランを放った。先発の才木が6回無失点と粘り、2番手の桐敷に白星。九回は岩崎が締めた。巨人は高橋礼が6回1安打無失点と好投したが援護がなく、3番手の中川が打たれた。【ソフトバンク5-2オリックス】ソフトバンクは1-1の七回に栗原の適時二塁打などで2点を奪い、八回に今宮の二塁打、九回は栗原の犠飛で加点した。2番手の津森が今季初勝利で、
続きを読む »