「巨人1-4オリックス」(9日、東京ドーム) 190センチ、97キロの“オリの巨人”が、巨人を制圧だ。オリックス・佐藤一磨投手が5回1安打無失点でプロ初勝利。育成出身のプロ初登板初先発巨人戦白星は史上初の快挙。「一人一人必死に、全力で一球一...
190センチ、97キロの“オリの巨人”が、巨人を制圧だ。オリックス・佐藤一磨投手が5回1安打無失点でプロ初勝利。育成出身のプロ初登板初先発巨人戦白星は史上初の快挙。「一人一人必死に、全力で一球一球投げました」と無我夢中で挑んだ。父・大磨さん(52)は藤沢市にある「二代目笑楽」の寿司職人。前カードのDeNA戦で佐藤は実家へ帰省。球団から生ものを食べ過ぎないよう注意されたことで「(息子は)真面目なんで穴子とかばかり食べていました。ウチ寿司屋なんだけどな~」と臨時休業で駆けつけた父は笑った。
横浜隼人高2年の秋、佐藤は「プロになりたくない」と言った。理由は大学に進み、高校野球の監督になりたかったから。「チャンスがあるなら、プロを経験して監督になった方がいいんじゃないか」。そうした周囲の助言もあり、飛躍を遂げた3年時にプロ入りへの思いが強くなった。 ドジャース・山本への感謝も尽きない。練習の助言を受け、カバンもプレゼントされた。「一磨へ 頑張れよ」と書かれた色紙も宝物だ。育成入団から高卒5年目でたどりついた勝利の味。菅野に投げ勝った、始まりの1勝だ。 ◆佐藤 一磨(さとう かずま)2001年4月16日生まれ、23歳。神奈川県出身。190センチ、97キロ。左投げ左打ち。投手。横浜隼人から19年度育成ドラフト1位でオリックス入団。24年6月8日に支配下登録。今季ウエスタン9試合で4勝2敗、防御率1.99。
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