プロ野球日本シリーズをさまざまな側面で見つめる特集企画「59年ぶり もうひとつの関西シリーズ」の第2回はオリックスの営業努力に注目した。今季の主催試合の観客動員数は27年ぶりに最多を更新する194万
28日の第1戦、オリックスは試合には敗れたものの、ホームアドバンテージは京セラドームのスタンドに見て取れた。阪神も同地で主催試合をたびたび開催することから、混乱を避けるため、チケット発売要項の一塁、右翼側の席種に「バファローズ〇〇指定席」と明記した点も功を奏したか。客席がタイガースカラーの黄色に染まってしまうのでは…という“懸念”は杞憂(きゆう)に終わった。
今季の主催公式戦の入場者数は194万7453人で、最多だった96年の179万6000人を大幅に更新した。昨年の日本一を経て、今年はリーグ3連覇。オリ党が勝利の喜びを知り、球場に足を運んだことはもちろん、球団の営業努力も大きな要因だろう。事業畑の後藤俊一広報宣伝部長(50)は「コツコツやってきたことが実を結んでいるのであれば、本当にうれしい」と述懐した。 人気球団の阪神と同じ関西に本拠地を置いており、「独自のものを」と地道に展開してきた。限定ユニホームを着用する「Bs夏の陣」を09年に、女性ファン開拓を目的にした「オリ姫デー」も15年に開始。12年にはじゃがいも持参でチケット割引の「じゃがいもデー」まで開催した。いずれもチームの低迷期を乗り越え、恒例イベントになった。中嶋監督は「どんどんやって」と企画をサポートし、選手も積極的に取り組む。「ファン目線を大事にしています。選手も12球団トップだと思うくらい協力的で感謝しています」と後藤部長。独自路線にチーム一丸の「オリ流の営業力」が相まって、関西ダービーでも本拠地にファンが集結した。(小松 真也)★オリ姫デー 15年に初開催。女性ファン開拓を目的に、女性来場者に無料でユニホームなどを配布。男性ファンのための「オリ達デー」もある。★じゃがいもデー...
阪神の今季の主催試合の観客動員数は12球団最多の291万5528人(1試合平均4万1064人)。2位は巨人で270万8315人(1試合平均3万8145人)。オリックスの観客動員数は12球団では8番目で、パ・リーグではソフトバンクに続く2番目。
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