オリジナルアニメ映画『神在月のこども』白井孝奈監督インタビュー、作品の若き司令塔はどのようにして監督になったのか? 神在月のこども
私はキャラクターアニメが好きで、自分自身がアニメーターをやっていたということもあり、カンナばっかりにカメラを向けてしまう癖がコンテで出てしまったんです。映像として見たとき、そのときに動いている人物だけを追っていくのではなく、周りの景色や情景で伝えたり、演出で絵として工夫やアイデアを出していくことが自分としてあまりうまくできなかったんです。それを、プリプロダクションの段階で、すごく経験のあるクリエーション監督の坂本さんにコンテチェックで癖を指摘していただきました。自分の中で気をつけないと、映像としての良さよりもキャラクターに入っていっちゃうところがあるな、というところですね。私としては「自分の好きを大切にしたい」という気づきを中心になるシーンにしたいと考えていたので、後半に出てくるワンシーンを一番大切にしたいと考えました。そこは、脚本を読んだときから「こうしたい」と映像が浮かんだところで、実現できたんじゃないかと思います。
私はキャラクターアニメが好きで、自分自身がアニメーターをやっていたということもあり、カンナばっかりにカメラを向けてしまう癖がコンテで出てしまったんです。映像として見たとき、そのときに動いている人物だけを追っていくのではなく、周りの景色や情景で伝えたり、演出で絵として工夫やアイデアを出していくことが自分としてあまりうまくできなかったんです。それを、プリプロダクションの段階で、すごく経験のあるクリエーション監督の坂本さんにコンテチェックで癖を指摘していただきました。自分の中で気をつけないと、映像としての良さよりもキャラクターに入っていっちゃうところがあるな、というところですね。私としては「自分の好きを大切にしたい」という気づきを中心になるシーンにしたいと考えていたので、後半に出てくるワンシーンを一番大切にしたいと考えました。そこは、脚本を読んだときから「こうしたい」と映像が浮かんだところで、実現できたんじゃないかと思います。