2024年、誕生から30周年を迎えたHonda 「オデッセイ(ODYSSEY)」。今回は、歴代オデッセイをその純正アクセサリーを軸に振り返るとともに、昨年末発売された現行オデッセイの純正アクセサリーを紹介します。
2024年、誕生から30周年を迎えたHonda 「オデッセイ(ODYSSEY)」。今回は、歴代オデッセイをその純正アクセサリーを軸に振り返るとともに、昨年末発売された現行オデッセイの純正アクセサリーを紹介します。Honda 「オデッセイ(ODYSSEY)」は2021年末、惜しまれつつ生産を終了してしまいましたが、2023年4月に復活がアナウンスされ、2023年12月、待望の一部改良モデルが発売されました。今回は、そんなオデッセイの歴史を振り返りつつ、現行モデルを解説。そして、すでに注文済みで納車待ちの人はもちろん、これから購入する人にもオススメしたい、現行オデッセイの魅力をさらに深化させるホンダアクセスの純正アクセサリーを紹介します。 現行オデッセイ「e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION」(純正アクセサリー装着車)(右)と筆者(小鮒康一)所有の初代オデッセイ(左)。歴代オデッセイはリアのドアがヒンジドアだったが、5代目からスライドドアが採用された 思えば初代オデッセイが登場したのは1994(平成6)年のことですから、2024年はオデッセイにとって30周年というメモリアルイヤーとなります。「子どものころ、家のクルマだった」とか「友達の家にあって、一緒に乗った記憶がある」など、自らの思い出の中にオデッセイが存在している人も多いかもしれません。初代オデッセイが誕生した1994年ごろは空前のRVブーム。ここでいうRVとは、レクリエーションヴィークルのことで、現在でいうミニバンやSUVなど、クルマに乗って、出かけた先でレジャーを楽しむ用途に供されるクルマを指していました。しかし当時のHondaにはRVに属する車両がなかったため、セダンをメインとした既存の生産設備で造ることができる全高の最も高い車両として、初代オデッセイがリリースされました。その結果、ミニバンとしては全高が低めのスタイルになったオデッセイは、多人数乗車が可能でありながら、セダンのような走り味を楽しめるクルマとして高い評価を集め、一躍大人気車種となったのでした。 そんな初代オデッセイに用意された純正アクセサリーは、RVブームだった背景も影響してか、フロントやサイドに装着するガードパイプや大型フォグランプ、カータープといったアウトドア風味のものも多く、中には車内でカラオケが楽しめる「カーカラオケ」といった変わり種もありました。 初代オデッセイは、近年純正アクセサリーとしては見かけなくなった「ガードパイプ」や「大型フォグランプ」といったアウトドア風味のアイテムが中心。液晶カラーテレビはセンターパネル内設置タイプは4インチ、1列目シートのヘッドレスト部設置タイプは6インチだったというから驚きだ2代目(RA6/7/8/9型)は、スポーティグレードである「アブソルート」の追加に伴い、エアロパーツやアルミホイールなど、走りを想起させるアイテムが中心になったインパネシフトの採用や、スペアタイヤの床下収納への変更、3列目シートもシートピローを取り外すことなく一体での床下収納を可能にするなど、ユーザーの利便性向上が図られました。純正アクセサリーでは1994年に一部の車種から始まったModuloブランド(※)によるラインナップが拡大し、2001年に2代目オデッセイのマイナーチェンジで追加されたスポーティグレード「アブソルート」では、Moduloのエアロパーツやアルミホイールなど、走りを想起させるアイテムが中心となりました。実はModuloブランドもオデッセイと同じく30周年のメモリアルイヤーなのです。3代目(RB1/2型)でも2代目同様、内外装の"ゴリゴリ"なカスタマイズが主流に 2003(平成15)年に登場した3代目オデッセイは「ミニバンイノベーション」をテーマとし、3列シートの居住性はそのままに、立体駐車場にも入庫可能な1550㎜という低全高スタイルに大変身。スポーティなエクステリアデザインの実現と、低重心による走りの進化を高次元で融合する、次世代ミニバンの新たなベンチマークとして開発されました。純正アクセサリーは、2代目同様に内外装の”ゴリゴリ”なカスタマイズが主流でした。4代目(RB3/4型)は、”オラオラ系”のアクセサリーを主流にしつつも「スポーツブレーキパッド」や「スリットブレーキディスクローター」、「スポーツサスペンション」といった走りに振ったパーツも、純正アクセサリーとして用意された 2008(平成20)年に登場した4代目オデッセイでは、乗る人のこころをときめかせる「感性クオリティ」をコンセプトに開発され「人とクルマの一体感」「全席の爽快感」「独自の存在感」が高次元で融合されていました。 車両の安定性を高めるモーションアダプティブESPやマルチビューカメラなどを新搭載し、車両の質感も向上。純正アクセサリーでは上級指向の押し出しの強いアイテムが増えました。また、ハイルーフミニバンの流行に伴い”オラオラ系”のアクセサリーが主流になっています。5代目(RC1/2/4/5型)になると、走行性能の向上や時代変化の流れをくみ、4代目までラインナップされた走りに振ったパーツは用意されず、上品さを際立てるメッキガーニッシュなどのドレスアップパーツがメインとなった 2013(平成25)年に登場した5代目オデッセイは、3列すべてが広く快適で、上質な室内空間と走行性能を今までにない高い次元で両立した上級ミニバンを目指して開発され、フラッグシップミニバンへと昇華しました。 ハイルーフミニバンの流行を鑑み、車体の全高を上げ、両側がスライドドアに変更されています。純正アクセサリーのラインナップも、上質さを際立たせるメッキアイテムが中心になるなど、ユーザーの嗜好(しこう)や時代の変化に合わせて都度変化をしていきました。そして2023(令和5)年12月に復活を果たした現行オデッセイでは、超低床プラットフォームによるセダンライクな安定感のある走りと、ミニバンを感じさせないスタイリングは継承しつつも、市場のニーズや時代の流れに沿って、全グレードにHondaの次世代ハイブリッドシステム「e:HEV」を採用。先進的なエレクトリックギアセレクターの採用や、2列目シートの電動化などが図られました。さらに復活のタイミングと合わせて、精悍(せいかん)な「BLACK EDITION」が設定されるなど、進化と深化を果たしています。 3列目シートを床下に格納し2列目シートを後部までスライドさせると、超広々な2列目の室内空間が出現。オットマンとリクライニングの操作を電動化することで、きめ細やかな調節が可能となり、より快適な着座姿勢をとることができる.
2024年、誕生から30周年を迎えたHonda 「オデッセイ(ODYSSEY)」。今回は、歴代オデッセイをその純正アクセサリーを軸に振り返るとともに、昨年末発売された現行オデッセイの純正アクセサリーを紹介します。Honda 「オデッセイ(ODYSSEY)」は2021年末、惜しまれつつ生産を終了してしまいましたが、2023年4月に復活がアナウンスされ、2023年12月、待望の一部改良モデルが発売されました。今回は、そんなオデッセイの歴史を振り返りつつ、現行モデルを解説。そして、すでに注文済みで納車待ちの人はもちろん、これから購入する人にもオススメしたい、現行オデッセイの魅力をさらに深化させるホンダアクセスの純正アクセサリーを紹介します。 現行オデッセイ「e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION」(純正アクセサリー装着車)(右)と筆者(小鮒康一)所有の初代オデッセイ(左)。歴代オデッセイはリアのドアがヒンジドアだったが、5代目からスライドドアが採用された 思えば初代オデッセイが登場したのは1994(平成6)年のことですから、2024年はオデッセイにとって30周年というメモリアルイヤーとなります。「子どものころ、家のクルマだった」とか「友達の家にあって、一緒に乗った記憶がある」など、自らの思い出の中にオデッセイが存在している人も多いかもしれません。初代オデッセイが誕生した1994年ごろは空前のRVブーム。ここでいうRVとは、レクリエーションヴィークルのことで、現在でいうミニバンやSUVなど、クルマに乗って、出かけた先でレジャーを楽しむ用途に供されるクルマを指していました。しかし当時のHondaにはRVに属する車両がなかったため、セダンをメインとした既存の生産設備で造ることができる全高の最も高い車両として、初代オデッセイがリリースされました。その結果、ミニバンとしては全高が低めのスタイルになったオデッセイは、多人数乗車が可能でありながら、セダンのような走り味を楽しめるクルマとして高い評価を集め、一躍大人気車種となったのでした。 そんな初代オデッセイに用意された純正アクセサリーは、RVブームだった背景も影響してか、フロントやサイドに装着するガードパイプや大型フォグランプ、カータープといったアウトドア風味のものも多く、中には車内でカラオケが楽しめる「カーカラオケ」といった変わり種もありました。 初代オデッセイは、近年純正アクセサリーとしては見かけなくなった「ガードパイプ」や「大型フォグランプ」といったアウトドア風味のアイテムが中心。液晶カラーテレビはセンターパネル内設置タイプは4インチ、1列目シートのヘッドレスト部設置タイプは6インチだったというから驚きだ2代目(RA6/7/8/9型)は、スポーティグレードである「アブソルート」の追加に伴い、エアロパーツやアルミホイールなど、走りを想起させるアイテムが中心になったインパネシフトの採用や、スペアタイヤの床下収納への変更、3列目シートもシートピローを取り外すことなく一体での床下収納を可能にするなど、ユーザーの利便性向上が図られました。純正アクセサリーでは1994年に一部の車種から始まったModuloブランド(※)によるラインナップが拡大し、2001年に2代目オデッセイのマイナーチェンジで追加されたスポーティグレード「アブソルート」では、Moduloのエアロパーツやアルミホイールなど、走りを想起させるアイテムが中心となりました。実はModuloブランドもオデッセイと同じく30周年のメモリアルイヤーなのです。3代目(RB1/2型)でも2代目同様、内外装の"ゴリゴリ"なカスタマイズが主流に 2003(平成15)年に登場した3代目オデッセイは「ミニバンイノベーション」をテーマとし、3列シートの居住性はそのままに、立体駐車場にも入庫可能な1550㎜という低全高スタイルに大変身。スポーティなエクステリアデザインの実現と、低重心による走りの進化を高次元で融合する、次世代ミニバンの新たなベンチマークとして開発されました。純正アクセサリーは、2代目同様に内外装の”ゴリゴリ”なカスタマイズが主流でした。4代目(RB3/4型)は、”オラオラ系”のアクセサリーを主流にしつつも「スポーツブレーキパッド」や「スリットブレーキディスクローター」、「スポーツサスペンション」といった走りに振ったパーツも、純正アクセサリーとして用意された 2008(平成20)年に登場した4代目オデッセイでは、乗る人のこころをときめかせる「感性クオリティ」をコンセプトに開発され「人とクルマの一体感」「全席の爽快感」「独自の存在感」が高次元で融合されていました。 車両の安定性を高めるモーションアダプティブESPやマルチビューカメラなどを新搭載し、車両の質感も向上。純正アクセサリーでは上級指向の押し出しの強いアイテムが増えました。また、ハイルーフミニバンの流行に伴い”オラオラ系”のアクセサリーが主流になっています。5代目(RC1/2/4/5型)になると、走行性能の向上や時代変化の流れをくみ、4代目までラインナップされた走りに振ったパーツは用意されず、上品さを際立てるメッキガーニッシュなどのドレスアップパーツがメインとなった 2013(平成25)年に登場した5代目オデッセイは、3列すべてが広く快適で、上質な室内空間と走行性能を今までにない高い次元で両立した上級ミニバンを目指して開発され、フラッグシップミニバンへと昇華しました。 ハイルーフミニバンの流行を鑑み、車体の全高を上げ、両側がスライドドアに変更されています。純正アクセサリーのラインナップも、上質さを際立たせるメッキアイテムが中心になるなど、ユーザーの嗜好(しこう)や時代の変化に合わせて都度変化をしていきました。そして2023(令和5)年12月に復活を果たした現行オデッセイでは、超低床プラットフォームによるセダンライクな安定感のある走りと、ミニバンを感じさせないスタイリングは継承しつつも、市場のニーズや時代の流れに沿って、全グレードにHondaの次世代ハイブリッドシステム「e:HEV」を採用。先進的なエレクトリックギアセレクターの採用や、2列目シートの電動化などが図られました。さらに復活のタイミングと合わせて、精悍(せいかん)な「BLACK EDITION」が設定されるなど、進化と深化を果たしています。 3列目シートを床下に格納し2列目シートを後部までスライドさせると、超広々な2列目の室内空間が出現。オットマンとリクライニングの操作を電動化することで、きめ細やかな調節が可能となり、より快適な着座姿勢をとることができる
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