米ハンバーガーチェーン大手のウェンディーズは、ドライブスルーの注文プロセスを合理化するファーストフードチェーンのリストに加わることになる →ウェンディーズがグーグル製AIチャットボットをドライブスルーに導入
米ハンバーガーチェーン大手のウェンディーズは5月9日、ドライブスルーのサービスに人工知能(AI)の導入を開始すると発表した。米国ではマクドナルドやパネラブレッド、ポパイズなどのファストフードチェーンもAIによる自動化を進めている。
ウェンディーズは、グーグルが開発したAIチャットボットをドライブスルーに導入し、自然言語処理(NLP)テクノロジーを用いたエクスペリエンスを顧客に提供する。顧客はチャットボットに話しかけることができ、チャットボットは頻繁に尋ねられる質問に答えることができるようになると同社は述べている。先週は、Hardee’s(ハーディーズ)とカールスジュニアの親会社も、これらのチェーンのドライブスルーでAIの使用を開始すると発表した。 ウェンディーズは、ドライブスルーの注文プロセスを合理化するファーストフードチェーンのリストに加わることになる。2021年にマクドナルドとIBMは、AI対応の音声システムで顧客のドライブスルー体験を自動化するために提携した。昨年、パネラとポパイズの両社は、音声を用いたAI注文プラットフォーム「Tori」の配備を開始した。チェッカーズ&ラリーズも、一部の店舗で会話型AIシステム「Holly」の利用を開始した。
ファストフード業界は、チャットボットのテクノロジーの不完全な対応によって、すでにいくつかの障害に直面している。業界メディアのRestaurant Dive が報じたBTIGの調査によると、イリノイ州のマクドナルドの24店舗では、ドライブスルーのテクノロジーの精度が 80%台の前半だったという。ある顧客は、TikTokに投稿した動画で、マクドナルドのドライブスルーのAIマシンが、自分の注文と、その隣のレーンの顧客の注文を取り違えてしまった経験を話している。
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