インドのジャイシャンカル外相は8日、訪問先のモスクワでロシアのラブロフ外相と会談を行った。会談後、インドはロシアとの通商関係を拡大させているとし、自国の利益になるためロシア産石油の輸入を継続すると表明した。
[ニューデリー 8日 ロイター] -
ジャイシャンカル外相がラブロフ外相と会談するのは今年に入り5回目。モスクワを訪問するのはロシアがウクライナに侵攻してからは初めてで、今回の訪問には農業、石油・天然ガス、港湾・海運、金融、化学・肥料、貿易を担当する政府高官が同行した。主要7カ国(G7)のロシア産石油に価格上限を設ける計画については、インドは世界第3位の石油・天然ガス消費国であると同時に、所得水準が低いため、自国の利益に目を向けなければならないと語り、「こうしたことを踏まえると、ロシアとの関係はインドにとって有利に働いている。インドにとって有利なら継続したい」と述べた。インドを巡っては、米国のイエレン財務長官が週内にニューデリーを訪問し、ロシア産石油の価格上限設定などについて政府高官と協議する。
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