【パリAFP=時事】イングランドラグビー協会(RFU)は26日、南アフリカのボンギ・ムボナンビがイングランドのトム・カリーに人種差別的な暴言を浴びせた疑惑が証拠不十分と判断され、28日のW杯フランス大会決勝に出場することを認められた件について、「深く失望している」とのコメントを発表した。(写真は資料写真) 南アフリカが16-15でイングランドに競り勝った前週のW杯準決勝では、ムボナンビがカリーに「この白人」という言葉に続いてののしり言葉を吐いた疑惑が浮上した。...
【パリAFP=時事】イングランドラグビー協会(RFU)は26日、南アフリカのボンギ・ムボナンビがイングランドのトム・カリーに人種差別的な暴言を浴びせた疑惑が証拠不十分と判断され、28日のW杯フランス大会決勝に出場することを認められた件について、「深く失望している」とのコメントを発表した。(写真は資料写真)しかしながら、ワールドラグビーはこの日、「試合映像や音声、両チームからの証拠など、すべての入手可能な証拠を検証した結果、現時点では処分を進めるには証拠が不十分だと判断した」と説明し、「新たな証拠が見つからない限り、本件は終結したものとみなされる」とした。
これに対してRFUは、昨年11月に行われた両チームのテストマッチでも、ムボナンビがカリーに同様の暴言を吐いていたと主張。「ワールドラグビーによる判断に深く失望している」と述べ、今回の件を独立規律委員会が評価する機会が奪われたと批判した。また、カリーがこの問題を公にしたことで、本人と家族がソーシャルメディアで「卑劣な」嫌がらせを受けていると明かし、「いかなる嫌がらせも容認できない。それはラグビーの核となる価値に反する」と非難した。コリシはこの日の記者会見でカリーと連絡を取ったことを明かし、同選手をリスペクトしているとした上で、「自分に対してなら構わないが、家族が巻き込まれたら話は別だ」とし、「彼を支援し、彼のことを思っているという気持ちを伝えた」と語った。【翻訳編集AFPBBNews】
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