イチロー氏と松井秀喜氏がBS-TBSの特別番組で10年ぶりの対面を果たし、過去や野球に対する熱い思いを語りました。
マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターを務める イチロー 氏(51)とヤンキースのGM特別アドバイザーを務める 松井秀喜 氏(50)が5日、BS-TBS特別番組「 イチロー VS 松井秀喜 ~今だから話せる本音対談~」で語り合った。 松井氏は昨年9月23日に東京ドームで行われた「高校野球女子選抜VS イチロー 選抜 KOBE CHIBEN 」で イチロー 氏の誘いを受けた理由を語った。「自分の中では イチロー さんが51歳、これは記念にしなくちゃいけない年だと。51= イチロー 、その イチロー さんが51歳。そこに呼ばれてて、行かないっていう選択肢は考えづらかった。やっぱり祝福しなくちゃいけないと。最後に会ったのがヤンキースのキャンプの時だった。あれが2014年だったので、ちょうど10年ぶりだと。これは絶対行くべきだと。素晴らしいこの機会を自分の中で逃しちゃいけないと」と話した。 イチロー 氏から「断る理由はいくらでも作れる。それは全然考えなかった?
めんどくさいなぁとか」と聞かれたが、松井氏は「めんどくさいのはないです。イチローさんに野球誘われて、断れる人間、世界中にいないですよ」と笑顔で返した。「ただ、唯一の心配だったのは野球をやってなかった、ほとんど。野球教室で軽い球を打つくらいで、実際、本当にプレーできるかっていう心配だけはありましたね。行くことに関しての障害はなかったです」と答えた。 松井氏は「これで自分が恐らく、真剣にプレーヤーとして、野球に向き合うのは最後になるんじゃないかというような気がします。この後、自分の身体がもたないと思います。ある意味、自分の中では選手として真剣にやる野球としては引退試合みたいな、そういう感覚かなと思います」と試合に臨み、劇的なホームランを放った。