アルピーヌ初のピュアEV「A290」、ル・マンで世界初公開 電動ホットハッチが繋ぐアルピーヌのレガシーと新たな境地とは?

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アルピーヌ初のピュアEV「A290」、ル・マンで世界初公開 電動ホットハッチが繋ぐアルピーヌのレガシーと新たな境地とは?
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そこはル・マンのサルト・サーキット内にあるバスケットボールのスタジアムで、微かな光で青く照らされたステージ上は、低い響きに包まれていた。予定時刻となり、ダンサーの一群がコンテンポラリーダンスを披露し始めた。そして青い光のヴェールに包まれるようにして、「A290」が姿を現した。「X」の大小フロント4灯による新たなライトシグネチャーと、往年のR5(サンク)・アルピーヌを彷彿させるリアコンビネーションランプが際立つ。

A290 アルピーヌ が2021年に発表していた「ドリーム・ガレージ」コンセプト3台のうち、第1弾となるモデルだ。プレゼンテーションに先立ってルノー・グループのルカ・デ・メオ会長のビデオレターが上映され、「 アルピーヌ はグループ内で私のもっともフェイバリットなブランドの1つであり、 A290 の発表を心待ちにしていた」と、まるでいちファンのようなメッセージが披露された。会長をして、それほど期するところがあったモデルということだ。続いてスピーチに立ったフィリップ・クリフCEOは、 A290 アルピーヌ 初のピュアBEV(バッテリ 電気自動車 )モデルであり、軽量さ、スポーティさ、パワード・バイ・エクセレンスという アルピーヌ の伝統を受け継ぐものであるが、2030年までに7台の電動化モデルのローンチを予定する今、新たな旅への始まりに過ぎないことを強調する。欧州Bセグメントというコンパクトかつ軽量さが求められるセグメントにあってアンチ・コンフォルミスト、つまり予定調和からほど遠い存在として、新しく若い顧客層へアピールする意欲を隠さない。デザインの着想は、 アルピーヌ 初の市販モデルであるA106、1980年代のホ

ハードウェア面についてはこの日、プレゼン後のワークショップの機会を含め、多くの言及がなされた。ルノーR5 E-テックAMPスモール・プラットフォームに基づき、前後のサブフレームやサスペンションアームにはアルミニウムを多用している。フロントはマクファーソンストラット式、リアはマルチリンク式で、ダンパーにはアジリティと快適性を両立させるハイドロ―リック・バンプ・ストップを備える。足下の新機軸はブレーキで、ブレンボ製のモノブロック・キャリパーに320mm径のブレーキディスクを装着し、ブレーキバイワイヤによる制御だ。タイヤはミシュランとの共同開発によるもので19インチの「パイロットスポーツEV」を標準に、計3種類の指定タイヤを揃えている。52kWh容量のリチウムイオンバッテリは、シャシーの一部として剛性を兼ねており、フロントに搭載され前輪を駆動する電動モーターは160kW(約218PS)/300Nmを発生。車重は1479kg、前後車軸の重量配分は57:43を実現しており、かくして0-100km/h加速は6.

一方でシャシー制御としては、「アルピーヌトルクマネージメント」という、低速域からアジャイルでダイナミックでありながらトリッキーではないハンドリングを実現するため、日常的に使いやすいスポーティさをもたらす独自のアルゴリズムを開発、パテントを取得している。ステアリングの3本スポークの右上には、OV(オーバーテイク)ボタンが設けられ、押し続けると最大10秒間だけ最大トルク&パワーを解き放つ。逆に左下にはRCHダイヤルがあって、ブレーキ回生のレベルを手元で4段階選べる。

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