アルツハイマー病の新薬「レカネマブ」 治療中の患者に聞いた効果、費用、安全性<デジタル発>

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アルツハイマー病の新薬「レカネマブ」 治療中の患者に聞いた効果、費用、安全性<デジタル発>
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認知症の6、7割を占めるとされるアルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)。病気の原因に働きかける新タイプの治療薬「レカネマブ」(商品名レケンビ)が昨年12月に発売され、北海道でも治療が行われている。...

認知症の6、7割を占めるとされるアルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)。病気の原因に働きかける新タイプの治療薬「レカネマブ」(商品名レケンビ)が昨年12月に発売され、北海道でも治療が行われている。病気の進行自体を遅らせる「効果がある」と認められた世界初の薬だ。どんな薬で、どの程度の効果があるのか。実際に治療している人を訪ねた。今年9月、札幌市西区にある独立行政法人国立病院機構北海道医療センターに、手稲区に住む女性(77)が夫(79)の車に乗って現れた。女性は8月に治療を始めたばかり。2週間に1回、センターを訪れ治療を受けている。治療室で医師から体調を尋ねられ、女性は明るく答えた。その後、処置室へ。看護師に血圧を測定してもらい、点滴を受ける準備が整うと、女性はリクライニングシートに座った。アルツハイマー病の治療薬「レカネマブ」は点滴で投与する薬。時間は1時間ほどかかる。夫はその間、待合室で本を読みながら終わるのを待った。女性に異変が現れたのは昨年12月。「昨日やおとといのちょっとした出来事を忘れ、あれっと思いました」と夫は振り返る。自宅で調味料の置き場所を思い出せず、作る料理の味付け

認知症の6、7割を占めるとされるアルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)。病気の原因に働きかける新タイプの治療薬「レカネマブ」(商品名レケンビ)が昨年12月に発売され、北海道でも治療が行われている。病気の進行自体を遅らせる「効果がある」と認められた世界初の薬だ。どんな薬で、どの程度の効果があるのか。実際に治療している人を訪ねた。今年9月、札幌市西区にある独立行政法人国立病院機構北海道医療センターに、手稲区に住む女性(77)が夫(79)の車に乗って現れた。女性は8月に治療を始めたばかり。2週間に1回、センターを訪れ治療を受けている。治療室で医師から体調を尋ねられ、女性は明るく答えた。その後、処置室へ。看護師に血圧を測定してもらい、点滴を受ける準備が整うと、女性はリクライニングシートに座った。アルツハイマー病の治療薬「レカネマブ」は点滴で投与する薬。時間は1時間ほどかかる。夫はその間、待合室で本を読みながら終わるのを待った。女性に異変が現れたのは昨年12月。「昨日やおとといのちょっとした出来事を忘れ、あれっと思いました」と夫は振り返る。自宅で調味料の置き場所を思い出せず、作る料理の味付けがおかしいということが続いた。

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