著名アクティビスト(物言う投資家)、カール・アイカーン氏は銀行団と融資条件について再交渉した。同氏が率いる投資会社アイカーン・エンタープライゼズの株価が、空売り投資家ヒンデンブルグ・リサーチのリポートを受けて大きく下落したことが背景にある。
著名アクティビスト(物言う投資家)、カール・アイカーン氏は銀行団と融資条件について再交渉した。同氏が率いる投資会社 米証券取引委員会(SEC)への提出書類によると、アイカーン氏は借り入れを期間3年のローンにすべて集約した。従来のローン返済期限を延長し、一部の条項についても修正した。 新たな合意では、アイカーン氏のローンをアイカーン・エンタープライゼズ株価の変動と切り離す。同社の株価は、5月に詐欺的な経済構造を指摘したヒンデンブルグのリポートを背景に、年初から3割余り下落している。
従来の取り決めとは異なり、今回の合意では、いかなる追い証もアイカーン・エンタープライゼズの株価とは連動しない。銀行団との合意については、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が先に報じていた。
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