まひろと道長の恋 矢部太郎「複雑」、本多力「難しい」 従者が語る大河「光る君へ」

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平安時代に長編小説「源氏物語」を執筆した紫式部の人生を描くNHK大河ドラマ「光る君へ」。まひろ(吉高由里子)と藤原道長(柄本佑)を見守ってきたのが、2人の従者…

平安時代に長編小説「源氏物語」を執筆した紫式部の人生を描くNHK大河ドラマ「光る君へ」。まひろ(吉高由里子)と藤原道長(柄本佑)を見守ってきたのが、2人の従者、乙丸(矢部太郎)と百舌彦(本多力)だ。まひろと道長の秘めた恋に、矢部さんが「複雑」と胸中を明かせば、本多さんは「道長様は素敵な男性ですけれど…」と吐露する。SNSでは「オトモズ」と呼ばれ人気の2人に、従者から見た光る君への世界を語ってもらった。「姫様~」と叫びながら、まひろの後をついていく乙丸。まひろの父親・為時の無官の時期も仕え続けた。矢部さんは「乙丸は忠義の心がある」と語る。その思いの根っこにあるのが、まひろの母、ちやはの殺害だ。「乙丸は、その場にいたのに一切役に立ちませんでしたから。その時の思いはずっとある。まひろ様には健やかに育ってほしいし、幸せになってほしいっていうことが、自分のことよりも優先であるんじゃないかな」と語る。

まひろは、ちやはだけではなく、友人の直秀も失った。悲しみを抱えた時に、いつも乙丸がいた。「悲しいことがあるたびにつながる感じがある。乙丸はわかっていないことも多いと思うんですが、姫様のことを考えて行動する感じがしますね」。散楽の一座の乱闘騒ぎで、襲われそうになったまひろを守ろうと代わりに乙丸が殴られたことも。だが、体を張っているにもかかわらず、「吉高さんからは、『守れていない』ってよく言われます。でも僕がいなかったら、まひろ様にパンチが当たっていたわけですから」と訴える。ちゃんと主人を守っているのだ。本多さんは「乙丸は為時さんの家に仕えているけれど、僕は道長様だけに仕えている感じです。だから、兄弟とか肉親には見せない部分を見せてくれるような、ガス抜きの場所になればいいなと思っていました」と話す。主人である道長が百舌彦を気遣う場面もある。道長が間違えられて捕まったときには、百舌彦は従者でありながらそばにいなかった。「クビになりそうになった時に、道長様が助けてくれました。百舌彦が布を買うのに、待っていてくれたことも。普通そんなことないじゃないですか。割と助けられてばっかり」と本多さん。

道長の魅力は、「誠実さ」にあるという。「誰に対しても誠実。百舌彦にも人として接してくれるし、乙丸のことも乙丸とちゃんと認識しています。(演じる)佑さんの目はきれいなんですが、全部見られているような鋭さもあるんです。そういう人が国を治めていくんですね」上級貴族である道長は、下級貴族の娘であるまひろを正妻に迎えることはできなかった。道長は、家柄・財力に申し分のない倫子を正妻にする。まひろは宣孝と結婚。互いの環境が変わっても、まひろと道長は強く惹かれあったままだ。従者の2人は、まひろと道長の恋模様をどう感じているのだろうか。 矢部さんは「(まひろには)幸せになっていただきたいなっていうのがありますし、ちょっと複雑な気持ちもあります」と明かす。一方、本多さんは「やめといたらいいのになとは思うんですけど、道長様はすごい素敵な男性。でも家庭がありますから、なんかややこしくなってもな…みたいな。難しい恋をされているなと思いますね」

まひろと道長は、廃邸で逢瀬を繰り返したが、本多さんは「やっぱり2人が会うときには(映っていなくても)いると思うんですよね。待っていて、それぞれ連れて帰る。でも、その道中はしゃべらないと思うんですよ」。矢部さんも「何があったとかは絶対こちらからも聞かないでしょうし、お話しにならないでしょうね」と気遣いを見せる。従者役ならではの演技の苦労も。馬に乗った道長とまひろを2人が走って追いかけるシーンは、SNSでも話題に。大河俳優が乗馬の練習をするケースはよく聞くが、本多さんの場合は、ちょっと違った。本多さんは「ロケに行って何をやるのかなと思ったら、馬を引いてくださいと言われたんですよ。難しくて、右手だけで馬と会話するんです」と明かし、「夜のシーンで馬を引きながら松明を持つシーンがあって。木が生い茂っているセットで、近寄ると燃え移るし。あれをやり遂げた自分をほめてあげたいです」。愛する人を求める気持ち、大切な存在を失う悲しみ…。「光る君へ」には、令和にも通じる人間模様が描かれている。主人に振り回される従者2人は、現代のサラリーマンに通じるものもありそうだ。矢部さんは「僕は、自分の仕事が小さいなと思

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