バナナクリッカーゲーム『Banana』のプレイヤー数が突如急増し、人気が爆発する事態が観測された。不可解な現象に開発者も困惑を示している。
ではなぜプレイヤー数が急増したのか。たとえば本作では単にバナナをクリックするだけでなく、ユーザーコミュニティを活性化させるための遊び心に富んだ取り組みもおこなわれている。ひとつの例としては、期間限定のレアバナナドロップイベントの存在が挙げられる。プレイ時間に基づく特定の条件に沿ってクリックをすると、さまざまなパターンのインゲームアイテムを入手できるというもので、シャイニーバナナやギャラクシーバナナといったユニークなバナナがこれまで特典とされてきた。折しも直近では5月21日を期限とするゴールデンバナナおよびダイヤモンドバナナの獲得イベントが開催されていることから、絢爛豪華なバナナ目当てにプレイヤーが殺到したという見立てもできそうだ。そうした施策が功を奏した結果として、このたびの大きな賑わいに繋がった可能性はある。
また公式Discordサーバーの参加メンバーは4000人以上、公式Steamコミュニティグループでは2000人を超えており、ゲームは非常にシンプルながらユーザーは盛り上がりを見せている。同プラットフォームでの評価も高く、本稿執筆時点では1856件のレビューが寄せられる中、94%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。 本作の公式Discordサーバーでは、アップデート内容の定期的な共有のほか、ユーザー数やレビュー数の報告など、モデレーターによる密な情報発信の様子も見受けられた。次はどんなバナナがインゲームアイテムとして登場すべきかを投票で募る書き込みやバナナアイデアの投稿専用チャンネルも確認され、こうした開発者とユーザーの距離の近さもコミュニティの醸成に貢献している模様だ。
そうした根強い人気も見られるものの、今回のプレイヤー数増加には不自然な点もある。先述のとおり直近でのピーク時の同時接続プレイヤー数は1万8582人。唐突な増加を見せたのち、わずか1時間で同接数は1万5000人近く激減していた。そんな今回の同時接続プレイヤー数の急増に対しては、Botの仕業を疑う声もDiscord上で散見される。開発者らもBotの活動によるものであろうという見解を示しており、やや困惑しているようだ。過去にSteamではトレーディングカードを入手する目的で、プレイヤー数の異様な増加現象が見られた事例もあった(
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