女性アイドルグループ「つばきファクトリー」が24日、山梨・河口湖ステラシアターで、野外コンサート「つばきファクトリ
昨年に続いて開催の“夏祭り”で、ステージにはやぐらを設置。オープニングの「アイドル天職音頭」では、谷本安美、小野瑞歩、秋山眞緒、八木栞が和太鼓を披露するなど、お祭り色満載の幕開けとなった。谷本が「腕が(パンパンで)結構きてる」と語れば、小野も「本番で力が入っちゃって、やる気に満ちあふれた。いつもの10倍くらいの力でやってたんじゃないかなって」とコメント。激しい練習を象徴するように、4人の手にはテーピングが巻かれていた。
今年は「ハロー!プロジェクト」結成から25年の節目。ステージでは、ハロプロが積み重ねてきた夏曲カバーのコーナーも設けられた。福田真琳が力強い歌声と表現力で、「Come with me」(こぶしファクトリー)を歌い上げると、小野田紗栞と河西結心はソラシド~ねえねえ~」(Buono!)、山岸理子と豫風瑠乃の「都会っ子 純情」(℃-ute)と続き、夏ムードを盛り上げた。 中盤には、「モーニング娘。」の名バラード「ふるさと」をしみじみ歌唱。終盤には9月27日発売のトリプルAメンシングルのうち、「勇気 It’s my Life!」「妄想だけならフリーダム」の2曲を披露した。その後も、アップテンポな楽曲のオンパレードで、アンコールを含めて20曲を披露。アンコールではメンバーが浴衣姿で登場し、昼夜2公演で詰めかけた4000人のファンを喜ばせた。
開演直前に降り出した雨もいつの間にかやみ、八木は「始まる前は雨が降っていたのに、皆さんのおかげで晴れて、(開閉式の)天井を開けることができました。野外ライブバージョンの八木栞もしっかり見ていただけたらなと思います!」と喜んだ。 リーダー山岸は今秋でグループからの卒業を発表しており、グループやファンと過ごす最後の夏になった。「たくさんのファンの方とアイコンタクトをしました。ここから見る景色、最高だなって。私はつばきと一緒に過ごす、最後の夏です。けど、この景色は一生忘れないなと思いました」。ファンに感謝の言葉で締めくくった。