今年も待ちに待った北海道シリーズが函館競馬場から開幕する。オープニングウイークの日曜メインには函館スプリントS(G3、芝1200メートル、9日)が行われる。注… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)。
注目は快進撃を続ける アサカラキング (牡4、斎藤誠)だ。2000メートルで1勝クラスをなかなか突破できない中、斎藤誠師は昨年12月にマイルへの距離短縮を決断した。そこからさらに距離を詰めていき、阪急杯2着を含めて5戦5連対中。これが大きなターニングポイントになった。
斎藤誠師「(スタートして)1歩目が遅いので距離があった方がいいと思っていましたが、2000メートルで頭打ちになり何か違うところで、と。気性が前向きなので短いところを選択したのがはまりました。だんだんと出脚も鋭くなっているし、スピードにも磨きがかかっている。もともと二千を使っている時からモノは違うと思っていたんです。花が咲いてきてくれて良かった。こういうタイプは珍しいですね」。走りに対する前向きさ、中距離戦で培われてきたばてない持久力が短い距離で見事にマッチ。速いペースで後続に脚を使わせて、消耗戦に持ち込む自らのスタイルも確立した。ここまで親子コンビで12回JRA重賞に挑戦し、2着2回(23年エルムSワールドタキオン、24年阪急杯アサカラキング)が最高着順だ。「早く勝たないとね。1週前にいい併せ馬ができて、コンディヨンはいい感じ。今回が一番近いと思いますよ」と自信をのぞかせる。「この子のことは新がよく知っている。新にもマッチしていると思います。逃げた時のペース読みに関してはお世辞抜きでうまいと思っている。この馬の競馬で自分の競馬に徹してほしいと思います」。相性の良さ、技術的な面を含め師は
師はここで賞金を加算し、秋はスプリンターズS(G1、芝1200メートル、9月29日=中山)出走をもくろむ。春の高松宮記念は賞金不足による除外で出走がかなわず悔しい思いもした。「不安のない状態です」とあくまでここは通過点の構えだ。大目標のG1出走へ。快足を飛ばしアサカラキングと斎藤親子が開幕週から函館のファンを沸かせる。【井上力心】
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