【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)16日(日本時間17日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(31)が、伝説的な二刀流のパフォーマンスを披露した。「1番DH… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)。
【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)16日(日本時間17日)=斎藤庸裕】 ドジャース 大谷翔平 投手(31)が、伝説的な二刀流のパフォーマンスを披露した。「1番DH兼投手」でフィリーズ戦に先発。メジャー自己最速タイとなる101・7マイル(約164キロ)をマークし、5回ノーヒットに封じた。降板後は8回の第4打席で50号ソロを放ち、史上6人目となる2年連続50号の大台に到達。また、投打で史上初の「シーズン50本塁打&50奪三振」も達成した。試合後はポストシーズンでのあらゆる起用法に備え、リリーフ登板からの外野出場にも意欲を示した。大谷は、史上初の歴史を刻んだ打球を見上げていた。右翼へ高々と上がった角度37度のアーチ。歩きながら、左手でバットをさらっと放り投げた。2年連続の大台50号。「もちろん、到達できるっていうことは、それだけチームが勝つ確率が高くなると思うので。ホームランもそうですし、四球をしっかり取るのもまた、1番打者としての仕事だと思うので、状況によってということが大事」と、勝利至上のマインドは変わらない。人さし指を突き上げ、ダイヤモンドを回った。 メジャーリーグで先発投手の50発。こんなことは、現代で大谷にしかできない。1回に2番シュワバーからスライダーで見逃し三振を奪い、シーズン50奪三振をマーク。全身のバネと爆発力を使い、剛速球を連発し、球速100マイル(約161キロ)以上を7球記録した。5回ノーヒット投球で強力フィリーズ打線を圧倒。交代直後に逆転され、2点リードされても、不屈の二刀流のエネルギーとアドレナリンが絶えることはない。球数68球。驚異的な馬力を生む下半身に負荷をかけながら、終盤の8回に打球速度113・4マイル(約182・5キロ)の強烈な一撃を右越えにたたき込んだ。 原動力はどこから沸くのか-。シンプルに、勝つことへの渇望がある。リーグ本塁打数トップのシュワバーと3本差。タイトル争いについては「もう全然、何も感じてはいない」とさらり。「1打席でも多く、いいアットバット(打席)を作りたい。チームの順位はいろいろありますけど、まず自分のコントロールできるところをまず第一に考えて、1日1日を頑張りたい」と、心がける意識も不変だ。この日は流れを変える1発で劣勢のチームを鼓舞し、一時は同点に追いつくきっかけとなった。 5回の投球を終えて打席への準備を行っている最中、ロバーツ監督と笑顔で会話を交わす一幕もあった。「体の状態はいいよっていう風に伝えました。代えるかどうかの判断はもう完全に監督に任せてるので」。球団方針として続投させる選択肢はなかったが、今後の投球イニング増へ前向きな言葉を残した。初回、5回の投球後、打席への準備のため、ベンチまで急いで走った。そんな姿も二刀流ならではだ。昨年、打者で史上初の「50-50」を成し遂げ、今度は投打で「50-50」を達成。再び、唯一無二の伝説を作り上げた。 ◆大谷の外野守備 大リーグ移籍後はエンゼルス時代、4年目の21年に7試合ある(右翼6、左翼1)。いずれもスタメンではなく、指名打者や投手でのスタメン出場後、または代打からの守備だった。メジャー初守備となった4月24日アストロズ戦では指名打者で本塁打を放ってから志願して左翼へ回り「スリーウエー・プレーヤー(三刀流)」として米メディアを沸かせた。昨年4月25日には ドジャース 移籍後、初めて外野で打球捕の練習を行った。日本ハム時代は外野手で62試合に出場し、内訳は1年目の13年に54試合(スタメン49試合)、14年に8試合(すべてスタメン)。 ▼ ドジャース 大谷が2年連続50本塁打。日本人、球団初でルース、マグワイア、ソーサ、グリフィー、ロドリゲスに次いで23年ぶり史上6人目。ボンズも達成していない。50本塁打の最長は96~99年マグワイアと98~01年ソーサの4年連続。複数回先発した投手の50本塁打は初めて。 ▼大谷は投手として50奪三振に到達した。50三振以上を奪った投手が、同一年に打者として50本塁打は初めて。MLBのラングス記者によると、50本以上打った投手の最多奪三振は1921年ルースの3だった。50奪三振以上の投手が打ったシーズン本塁打数は、上位5位までを大谷が独占(18、21~23、25年)。 ▼大谷は投手として被安打0で降板した。被安打0は、今季2試合目の登板で、2回で降りた6月22日以来5試合目。20年は5四球と大荒れだった試合で、23年は降雨中断、右肘故障だった。被安打0での降板では、5回は過去最長となった。大谷が先発し、無安打を続けた最長イニングは22年9月29日アスレチックス戦の8回2死まで。▼ ドジャース は逆転負け。オプタスタッツによると、投手として5回以上を無安打に抑え、打者として本塁打を打ちながら、チームが敗れたのは近代野球で大谷が初めて。.
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