この秋、N-BOXジョイ、スペーシアギアと立て続けに背の高いスーパーハイトワゴンベースのクロスオー
デリカミニの荷室が荷物の積載を目的とするのに対して、N-BOXジョイは、リラックスした時間を過ごす小部屋として開発された。荷室にもシートと同様のチェック柄が使われ、成形同時接着とすることで、自転車を積んだりした時の耐久性も高い。そしてN-BOXジョイの荷室は、標準ボディやカスタムと異なり、後席の背面にプレートを埋め込んで格納して床に座った時の柔軟性や快適性も向上させた。N-BOXの標準ボディやカスタムに比べると、荷室の後方を80mm持ち上げて、荷室の床も平らに近付けた。
荷物を積む機能を優先するなら、荷室の床は低い方が使いやすいが、N-BOXジョイは小部屋として利用する。そこで床を平らに近付けた。デリカミニとN-BOXジョイでは、荷室の想定している用途と造り込みが大きく異なる。なおN-BOXジョイの荷室床面は、標準ボディとカスタムに比べると80mm高いが、それでも560mmに収まる。もともとN-BOXは、燃料タンクを前席の下に搭載して、荷室の床を低く抑えているからだ。一方、デリカミニの荷室床面地上高は、2WDが590mmで4WDは620mmだ。N-BOXジョイは、依然として荷室の床が低く、荷物の積み降ろしもしやすい。乗り心地も基本的にはN-BOXジョイが快適だが、デリカミニの4WDは、2WDとはサスペンションの設定が異なる。最低地上高(路面とボディの最も低い部分との間隔)を高めて悪路走破力も優れ、2WDに比べて乗り心地も柔軟だ。デリカミニの4WDについては、N-BOXジョイよりも快適に感じる。
価格はN-BOXジョイの2WDは184万4700円で、デリカミニGの2WDは183万7000円だ。機能や装備と価格のバランスでは、N-BOXジョイが少し割安になる。チェック柄の内装、車間距離を自動制御できるクルーズコントロールなどで差を付けた。
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