納豆が必ずテーブルに並ぶ会食がある。菅首相と公明党の山口代表が月1回、首相官邸で開く昼食会だ。後期高齢者の医療費窓口負担や衆院広島3区の候補者調整……。自公の関係がぎくしゃくする中、両党首は納豆の粘り強さを発揮できるか。 #デスクの目~政治部 #菅首相
美食家として知られる北大路魯山人は、「糸を出せば出すほど納豆はうまくなるのであるから、不精をしないで、また手間を惜しまず、極力ねりかえすべきである」と書いている。しっかりねり上げたら、しょうゆを数滴たらし、さらにねる。糸の姿がなくなってどろどろになったところに、辛子とネギのみじん切りを入れて食べるのが魯山人流だ。400回以上ねったとも言われる。始まりは、安倍晋三前首相の時代に遡る。山口氏と保守色の強い安倍氏は、「ケミストリー(相性)が合わない」と評され、昼食会も会話が途切れることがしばしばだった。ある時、山口氏の故郷である茨城県名産の納豆が出された。会話のとっかかりは天候や出身地の話題が最適と言われるように、納豆の話をきっかけに場は和んだ。それ以来、納豆が毎回出されるようになり、菅氏もそれを引き継いだ。
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