かぶが美味しい季節です😋かぶの攻略にもってこいの一品。豚ばら肉と厚切りかぶ炒め。平松洋子「小さな料理 大きな味」Vol.33
北国に住む知人から来たメールの一行めに書いてあった。
「大雪」と「暖かい」をうまく重ね合わせられず、何度か読み直して想像してみるのだがむずかしい。この感覚は、冬が来るたび雪と付き合わなくてはならない土地に暮らさなければ、きっとわからない。東北で生まれ育ったべつの友人は、八甲田山にはじめての冠雪が積もったというニュースを聞くと、「ああ、また雪かきの季節が来るのかと思うとプチ憂鬱なんだよね」と言っていた。でも、「小学生の頃から年季が入っているから、雪かきの巧さとスピードは誰にも負けない」。 北国の冬の厳しさを思うと、自分が知っている冬など間口が狭い、甘っちょろい。とはいえ、こればかりはどうなるものでもなく、でっぷり太った白菜一個の過激な重さにひるむことなく向かっていこう、自分なりの気合いを入れる。かぶの味は、火が入り過ぎれば一瞬で崩れる。ぴちっと張った緊張の糸が切れ、ぐずぐずの毛糸玉になってしまうから用心したい。いっぽう、火の入り具合を寸止めにすれば、キレ味は上々。かぶを相手にするときは「はっけよい、残った残った」、行司に煽られる気分になる。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
私と部屋 vol.10 自分らしく続ける生活の周りから、面白いものが生まれてくる ー石川愛子さん | 【GINZA】東京発信の最新ファッション&カルチャー情報 | LIFESTYLE高橋れいみさんにご紹介いただいたのは、フリーランスのグラフィックデザイナー・石川愛子さん。 「ときどき『てよみ』とい
続きを読む »
昭和を代表する建築家・村野藤吾が手がけた、世界に誇りたい公共空間「目黒区総合庁舎」:東京ケンチク物語 vol.39 | 【GINZA】東京発信の最新ファッション&カルチャー情報 | COLUMN【新着】昭和を代表する建築家・村野藤吾が手がけた、世界に誇りたい公共空間「目黒区総合庁舎」:東京ケンチク物語 vol.39
続きを読む »