日本の2枚看板が、目標の表彰台に届かなかった。男子200メートル平泳ぎは、花車が5位、渡辺が6位に終わった。ともに2分8秒台とタイムは平凡で、花車は「悔しい」…
日本の2枚看板が、目標の表彰台に届かなかった。男子200メートル平泳ぎは、花車が5位、渡辺が6位に終わった。ともに2分8秒台とタイムは平凡で、花車は「悔しい」と振り返り、渡辺は「水泳って難しい、の一言」と唇をかんだ。
中央のレーンを泳いだレオン・マルシャンが前半から飛び出した。1レーンの花車と2レーンの渡辺も積極性を見せたものの、ともに最後の50メートルで伸びを欠いた。タッチ後は電光掲示板を確認し、2分5秒85の五輪記録で制したマルシャンについて、2人で「速いな」と言い合ったほど。完敗だった。 男子200メートル平泳ぎは、2004年アテネ、08年北京五輪で北島康介さんが連覇し、複数の日本選手が世界記録保持者になるなど日本の〝お家芸〟だった。花車は22年世界選手権の銀メダリストで、渡辺は、元世界記録保持者。ハイレベルな国内の争いを勝ち抜き、世界の舞台に挑んだが、お家芸復活とはならなかった。 自己ベストは花車が2分7秒07、渡辺が2分6秒67。自己記録を更新できればメダルに絡めていただけに、大舞台で力を出す難しさを痛感させられ、渡辺は「27歳にして水泳玄人かと思っていたが、違った。水泳を理解する時間が必要」と語った。花車は今後に向け、「世界で活躍し続ける選手でいたい。この気持ちは忘れないようにしたい」と前を向いた。(久保まりな)
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