天の川銀河には、生命が居住可能かもしれない太陽系外惑星(太陽以外の恒星を周回する惑星)が何億個もあると結論した論文が発表された。 →ありふれた太陽系外惑星の3分の1に生命存在の可能性 米チームが論文
米フロリダ大学の研究チームによる論文は5月30日、米科学アカデミー紀要(PNAS)に
された。研究チームは、米航空宇宙局(NASA)の探査機ケプラーが2009年から2018年にかけて集めた150個の太陽系外惑星に関するデータを分析した。ケプラーが発見した太陽系外惑星は2600個以上あり、その多くは夜空の小さな領域内にある。赤色矮星は天の川銀河に遍在しているが、その周辺環境は太陽系と大きく異なっている。赤色矮星は光と熱の放出が少ないため、惑星が凍結することも灼熱地獄になることもなく温暖でいられる「ハビタブルゾーン(生命居住可能領域)」が恒星の非常に近くにある。恒星のごく近くを周回する惑星は、フレアの影響を受けたり、潮力が引き起こす摩擦で加熱されたりして、生命の形成が阻まれる可能性が高まる。これは、惑星が1つだけ存在する恒星に当てはまることを研究チームは発見した。研究を率いたフロリダ大学の大学院生Sheila...
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