サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は13日、横浜市の日産スタジアムで準々決勝第2戦が行われ、日本勢で唯一8強に勝ち上がったJ1横浜Mは山東(中…
サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は13日、横浜市の日産スタジアムで準々決勝第2戦が行われ、日本勢で唯一8強に勝ち上がったJ1横浜Mは山東(中国)に1―0で勝ち、2戦合計3―1でクラブ史上初の準決勝進出を決めた。4月の準決勝では蔚山(韓国)と対戦する。
後半早々の退場処分で数的不利になったが、後半30分に右サイドの崩しから昨季Jリーグ得点王のFWアンデルソン・ロペスが得点。そのまま逃げ切った。キューウェル監督は「相手にうまく対応した。選手を誇りに思う」と胸を張ったが、7万人以上を収容する本拠地でこの日の観衆は1万2887人と興行面では苦戦。〝本家〟の欧州チャンピオンズリーグの盛り上がりとは程遠い。 賞金総額700万ドル(約10億3000万円)はアフリカ版チャンピオンズリーグの1000万ドルより安く、勝てば勝つほど赤字がかさみ、昨季優勝したJ1浦和の関係者も「決勝に進出しない限り赤字になる」とこぼす。主催するアジアサッカー連盟は出場クラブにアウェーゲームの旅費をエコノミークラス分しか支給しない一方で、同連盟が派遣する試合担当者には「5つ星ホテルの提供や滞在中の専用車の手配などが要求される」とJクラブ関係者。「お荷物カップ戦」という現状認識が改まらない限り、今後も日本勢のアジア最強クラブ決定戦への士気は上がりそうにない。 (久保武司)
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