<11:45> 日経平均は続伸、米長期金利の低下でハイテク株に追い風 一時800円超高
11月6日、午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比770円63銭高の3万2720円52銭と4日続伸した。写真は都内にある東京証券取引所で2011年3月撮影(2023年 ロイター/Toru Hanai)前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比770円63銭高の3万2720円52銭と4日続伸した。前週末に米国の金融引き締め長期化観測が後退し、米株主要3指数が上昇した流れを引き継いだ。日経平均はハイテク株の上昇を背景に上値追いの展開となり、一時800円超高となった。
日経平均は500円高でスタートした後もじり高の展開となり、816円銭高の3万2766円54銭で高値を付けた。米長期金利の上昇一服を受けて、指数寄与度の高いハイテク株が上昇、日経平均を押し上げた。好決算銘柄を物色する動きもみられた。 SBI証券の鈴木英之投資調査部長は米国の7─9月期の国内総生産(GDP)の上振れから始まり、連邦公開市場委員会(FOMC)、10月の雇用統計を受けて「米長期金利の低下を裏付ける指標が発表され、グロース株にとっていい流れが形成された」と分析する。国内企業の決算も前向きに反映されているといい、地合いは総じてしっかりだという。 TOPIXは1.77%高の2363.54ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は2兆5420億6300万円だった。東証33業種では、値上がりは非鉄金属、輸送用機器、機械、電気機器、サービスなど30業種で、値下がりは海運、倉庫・運輸関連、銀行の3業種だった。
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