ドルは、前週末のニューヨーク市場終盤とほぼ横ばい圏の１４６円前半。市場では、８月の米供給管理協会（ＩＳＭ）製造業景気指数が市場予想から上振れたことや、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）高官のタカ派発言を受けて、「ドル／円は底堅さを維持しそうだ」（国内銀行・為替営業担当）との声が聞かれる。
ユーロ／ドルは１．０７７３ドル付近、ユーロ／円は１５７．４４円付近で、いずれも一進一退となっている。国内金融機関のアナリストは、ユーロの動きについて、調整ムードが続く中、「押し目買いが入り、下げ渋る展開となるか見極めたい」と話す。＜０７：４５＞ ドル145.50─146.80円の見通し、146円台維持できるか注目ドルは１４６円を挟んでの推移となる見通し。前週末のニューヨーク市場では、８月の米供給管理協会（ＩＳＭ）製造業景気指数が堅調だったことから、ドル買い・円売りが進行。この流れが東京時間でも継続するかが注目され、ドルが１４６円台を維持できるかが焦点となりそうだ。足元のドルは、前週末のニューヨーク市場終盤に比べてほぼ横ばい圏で推移。
きょうは米市場が休場で取引材料が少ないため、大きな値動きになる可能性は低いとみられている。市場では「１４６円台の水準は（ドルが）買われ過ぎの印象も強く、１４７円台に向けて上昇するためには追加の材料が必要になるのではないか」（上田東短フォレックス・営業企画室長、阪井勇蔵氏）との声が聞かれた。主なスケジュールでは、国内では８月マネタリーベース（日銀）などが公表予定となっている。海外では、ラガルド欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁がイベントで講演を行う予定。米国、カナダがレーバーデーで休場。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
〔マーケットアイ〕外為：ドル145.50─146.80円の見通し、146円台維持できるか注目きょうの予想レンジはドル／円が１４５．５０―１４６．８０円、ユーロ／ドルが１．０７２０─１．０８４０ドル、ユーロ／円が１５６．９０―１５８．２０円付近。
続きを読む »
〔マーケットアイ〕株式：日経平均は続伸で寄り付く、米追加利上げ懸念が緩和＜０９：０４＞ 日経平均は続伸で寄り付く、米追加利上げ懸念が緩和 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比８６円７０銭高の３万２７９７円 ３２銭と、続伸してスタートした。前週末の米国市場では雇用統計の発表を受けて追加利 上げ懸念が緩和し、Ｓ＆Ｐ総合５００種とダウ工業株３０種が上昇しており、好感する買 いが先行した。寄り付き後は伸び悩んでいる。 主力株はトヨタ自動車が堅調な一方、ソニーグループは小安い。東 京エレクトロンは小高いが、半導体関連はまちまち。指数寄与度の高いファース トリテイリングは小高い一方、ソフトバンクグループは小安...
続きを読む »
〔マーケットアイ〕株式：寄り前の板状況、ファーストブラザーズが買い優勢 澁澤倉庫は売り優勢＜０８：２０＞ 寄り前の板状況、ファーストブラザーズが買い優勢 澁澤倉庫は売 り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 ファーストブラザーズ 19% 1,29 1,29 1,29 1,08 9 9 9 9 2 星光ＰＭＣ 18% 667 667 667 567 3 山形銀行 16% 1,29 1,29 1,29 1,12 9 8 9 0 4 エスペック 7% 2,49 2,48 2,49 2,32 0 9...
続きを読む »
〔マーケットアイ〕金利：国債先物は反落で寄り付く、米金利上昇で売り先行＜０８：４８＞ 国債先物は反落で寄り付く、米金利上昇で売り先行 国債先物中心限月９月限は、前営業日比１８銭安の１４６円８６銭と反落して寄り付 いた。前週末の夜間取引での下落や米金利の上昇を背景に売りが先行して始まった。 前週末の米債市場では、米長期金利は上昇に転じた。８月の米雇用統計では労働市場 の軟化の兆しがみられ、米金利は一時的に低下。しかし、その後発表された ８月の米ＩＳＭ製造業景気指数が予想を上回ったことや週末のポジション調 整の動きから、金利上昇圧力がかかり、４．１７％付近で取引を終えた。 市場では「労働需給の緩みやインフレ...
続きを読む »
〔マーケットアイ〕外為：ドル145.50─146.80円の見通し、146円台維持できるか注目きょうの予想レンジはドル／円が１４５．５０―１４６．８０円、ユーロ／ドルが１．０７２０─１．０８４０ドル、ユーロ／円が１５６．９０―１５８．２０円付近。
続きを読む »
〔マーケットアイ〕外為：午前のドルは軟調、米雇用統計に警戒感 円買い戻しも午前のドルは上値の重い展開となった。米経済指標の相次ぐ下振れで、１日に発表予定の雇用統計も予想以上に悪化するのではないかとの懸念が重しとなった、
続きを読む »