【JX石油開発】CCS バリューチェーン構築に向けた Chevron との共同検討の開始について JX石油開発株式会社のプレスリリース
当社(社長:中原俊也)は、アメリカの大手エネルギー企業である Chevron 社の主要事業会社である Chevron New Energies 社(以下、「Chevron」といいます。)との間で、アジア・太平洋地域における CCS(注1)バリューチェーン構築に向けた共同検討に関する覚書を締結しましたので、お知らせいたします。今回合意した共同検討は、当社関連会社をはじめとする日本国内のさまざまな産業から排出される CO₂ を回収し、オーストラリアへ海上輸送した上で、Chevron が保有する CO₂貯留サイトに圧入・貯留を実施することによる CCS バリューチェーン構築に関する事業性を調査するものです。締結式の様子(提供:Chevron)本覚書の締結は、石油・ガス事業を通じて Chevron との間で 70 年以上にわたって培ってきた良好な関 係に基づくものです。今後は、この覚書に従って同社と共に低炭素ソリューションの提供を積極的に進めてまいります。 当社は、従来型の石油・天然ガスの開発事業に加え、CCS/CCUS(注2)を中心とした環境対応型事...
大規模な CCS バリューチェーンプロジェクトは、アジア太平洋地域の低炭素化への取り組みを推進する上で 主要な役割を果たすものであり、これらの目標を満たすためには、長期的な協力が必要であると当社は認識し ています。 CCS : Carbon dioxide Capture and Storage の略。排出される二酸化炭素を回収し地下に圧入する技術。 CCUS: Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage の略。CO₂を回収・貯留することに加え、新た