<アジア・チャンピオンズリーグ(ACL):浦和0−2浦項(韓国)>◇第3節◇24日◇埼玉スタジアム連覇を狙う浦和が、J組首位の浦項(韓国)にホームで0−2で完敗した。1次リーグ...
1次リーグの折り返し地点で、勝ち点差が5に広がった。確実に1次リーグを突破できるのは各組の1位だけ。スコルジャ監督は「今季最もタフな試合」と、ACLの正念場と位置付けていたが、得意のホームで勝ち点を取りこぼし、厳しい状況に追い込まれた。連覇に黄信号がともった。J組首位の浦項に2失点し、ホームで完敗。相手は主力に負傷者が続出しており、引き分けでも十分な状況だったが、相手に勝ち点3を与えてしまった。今節で1次リーグ半分を消化し、勝ち点差は5に開いてしまった。
浦和は現在リーグ戦で首位と勝ち点8差の3位で、ルヴァン杯は決勝進出が決定。28日にはリーグの鹿島戦が控える。スコルジャ監督が「総力戦」と話したとおり、20日の柏戦から先発6人を入れ替えた。DF酒井はベンチスタート。左サイドバックが主戦場のDF荻原が右サイドバックに入った。 大幅なメンバー変更が響き、立ち上がりから攻守で連動を欠いた。中盤でボールを奪われてはカウンターを浴びた。前半22分、浦和の右サイドを突破されてクロスから失点。スコルジャ監督は流れを変えるべく、後半頭からDF酒井と、負傷から復帰した背番号「10」のMF中島を投入した。 浦和は今季、公式戦で7度の逆転勝ちを果たしており、ルヴァン杯準決勝でも横浜に第1戦で敗れたが、ホームでの第2戦に勝利し“逆転”で決勝に進出していた。内容が悪くても1失点で止める。「逆転の浦和」の生命線とも言える自慢の堅守が、後半の立ち上がりに再び崩された。後半4分に左サイドのスペースを突かれ、相手のパリ五輪世代の22歳MF高映■(■は土ヘンに俊のツクリ)にネットを揺らされた。ACLで優勝した直後の5月10日の鳥栖戦以降、負け知らずのホーム・埼玉スタジアムだが、2失点は重すぎた。サポーターの声援も届かず完敗した。試合後は、サポーターからブーイングが起きた。厳しい状況になったが、リーグ、ルヴァン杯、ACLの頂点を目指すべく、愚直に突き進むしかない。【岩田千代巳】
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