東亜学園は二松学舎大付に5―8で敗れ、2年連続のベスト4進出を逃した。
1点を追う2回、一挙4点を奪った。主将・松本秀太一塁手(3年)の左越えソロで同点に追いつくと2死一、二塁のチャンスで政岡亨汰二塁手(2年)が左越えに3ランを放って勝ち越した。5回にも1点を加えて4点差に広げたが、春夏通算12度の甲子園出場を誇る強豪は甘くなかった。6、7回で計8安打を浴び、四死球も絡んで7失点。6回以降打線はつながらず、5―8で屈した。
政岡は、2回の本塁打には「とにかく先輩につなごうと意識した結果」とうなずいたものの、「前半はいい雰囲気でできたけど、後半は相手の流れにのまれてしまって粘りきれなかった」と悔やんだ。相手ベンチから選手やコーチが大声で叫び、グラウンド上でも互いを奮い立たせる姿。スタンドからわき上がる歓声。気迫と圧力を感じていた。「(自分たちは)だんだん声が出なくなって、足の動きも止まって、コミュニケーションが少なかった」と振り返る。 昨夏は決勝に進出したものの、共栄学園に敗れて34年ぶりの甲子園出場は果たせず。「決勝の借りは決勝でしか返せない」が、2年連続でファイナルにたどり着くことはできなかった。「来年は絶対に優勝を目指して、まずはベスト8を越えたい。もっと体作りをして、チームとしては守備を徹底する。経験したぶん、自分が引っ張っていく」。政岡は、たくましくなって、再び決戦の地に立つことを誓った。(雑誌『報知高校野球』取材班)
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