【 高校サッカー 】大津、PK戦制し2大会連続の4強進出 卒論でPK研究のGK西がインハイ王者を止めた サッカー soccer football
5人目のキッカー、大津MF稲田がネットを揺らすと、GK西はこん身のガッツポーズで歓喜の輪に加わった。「結局、PKはメンタル。絶対に止めてやると思っていたので、いいゲームになった」と破顔した。キッカーも全員が成功。山城朋大監督(33)は「10回やって3回勝てるかな、という相手。(西は)よく自分で考えて判断していたし、(キッカーは)自分の信じたコースに勇気を持って蹴ってくれた」と誇らしげだった。
熱心に励んだ勉強が実った。西は“卒業論文”でサッカーのPKを研究。3年生の4月頃から始め、高校サッカーやイングランド・プレミアリーグも「40試合くらい」見たという。キッカーの蹴る方向など調べ、練習にも生かした。「やるとなると難しい」と笑うが、この日は2人目のキックに鋭く反応して両手ではじいた。 支配される時間帯もあったが、ゴール前の守りを徹底して決定機は多くつくらせず。前回大会と同じカードとなった準々決勝で昨夏の王者を下した。「ここまできたら優勝しか考えてない」と殊勲のヒーローは言い切る。前回大会準Vの悔しさを糧に、「超越」をテーマに勝ち進んできた。国立の舞台でも背番号「1」の躍動は欠かせない。(小口 瑞乃)
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