【 高校サッカー 】準決勝で敗れるも…神村学園主将MF大迫塁「楽しい時間だった」C大阪での活躍も誓う サッカー soccer football
激しい打ち合いを終えた神村学園の主将ＭＦ大迫塁に、涙はなかった。悔しさはある。それでもやりきった表情で仲間と過ごした時間を振り返った。「このピッチで戦うことは自分の夢。１試合１試合を戦うごとにチームは強くなる実感があったし、１試合１試合が濃い試合で、見ている人も楽しくて感動するゲームだったと思う。楽しい時間でした」。悲願の優勝には届かなかったものの、１６大会ぶりの４強入りを果たし、聖地・国立で戦い抜いた。
開幕前。「この大会は絶対に得点に絡みたい。大迫塁もいるぞ、ってところは見せたいですね」と話していた。チームが自信をつかんだ昨年１２月の高円宮杯プレミアリーグ参入戦。ドイツ１部ボルシアＭＧ内定のＵ―１９日本代表ＦＷ福田師王らのゴールもあり、昇格を勝ち取った。多くの媒体が”福田師王擁する”と取り上げた。ただ、大迫の中にはうれしさと同時にモヤモヤも。冗談交じりに「ちょっと納得いかないところもありましたね。違うやろって（笑い）。チームの勝利が一番だけど、今回は自分も名前を残そうと」。持ち味の正確無比なパス、チャンスメイクで存在感を示すだけでなく、有言実行の１Ｇ１Ａと結果を出した。
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