陸上男子短距離で4大会連続のオリンピック(五輪)出場が懸かる飯塚翔太(32=ミズノ)が3日、台湾オープンから羽田空港に帰国し、27日開幕の日本選手権(新潟)で100メー...
陸上男子短距離で4大会連続のオリンピック(五輪)出場が懸かる飯塚翔太(32=ミズノ)が3日、台湾オープンから羽田空港に帰国し、27日開幕の日本選手権(新潟)で100メートルと200メートルの2種目に参戦する可能性を示唆した。
16年リオデジャネイロ五輪400メートル(4×100メートル)リレー銀メダリストは、個人種目では200メートルを主戦としているが、リレーへも「どうなるか分からないですが、任された役割を全力で頑張ります」と意欲を示している。豊田裕浩コーチも「4継(リレー)に出たいはず」と飯塚の心中を推し量り、日本選手権へ「アピールも兼ねて、100メートルもエントリーさせていただく。体の状態に問題がなければ、本人は出るつもりでいます」と見通しを明かした。 今月25日に33歳となる飯塚は、今季も順調にシーズンを消化。4月7日の岩壁杯で13年連続の20秒50切りとなる20秒48をマークし、2日の台湾オープンでも20秒65で優勝した。「最高まではいかないですけど、8割、9割くらい。スピードをもう少し上げていけたら」と現状を分析。上半身と下半身の連動や前半100メートルの走りを課題に挙げ、「練習の中でスピードを上げていくのが一番。60〜80メートルの直線で刺激を入れていく」と、残り約3週間で仕上げていく。
五輪本番までは約2カ月。4大会連続の出場となれば、日本短距離界では朝原宣治以来となる。年齢を重ねてもなお、第一線で活躍している秘訣(ひけつ)には「練習から競っていること」を挙げる。21年東京五輪後からは若手選手らと練習をともにしており「1人でやっていると自分が速いかどうか分からない。でも誰かと走っていると、勝ち負けがあったり、ついていけたり、引き離されたり。そこで判断ができる。競い合うことで、日々燃えている。そこが一番大きいですかね」と笑みを浮かべる。「(目標は)優勝です。優勝を目指して、五輪内定を決めたいと思います」◆男子200メートルのパリ五輪への道...
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