【近ごろ都に流行るもの】「糖質ゼロビール」 芳醇麦芽、健康志向と味両立の“新標準” 麦芽のうまみは残し、糖質をゼロレベルまで分解する醸造技術が確立された。
色はサントリーがやや濃く、アルコール度数も5・5%と高めでコクのある飲み口。キリンはアルコール度数4%で雑味のない爽快感。味の傾向からも、両社が培ってきた醸造の特色が伝わってくるようだ。両社とも、秘密裏におよそ5年をかけて、独自の製法を実現させた。一番麦汁だけを使う「一番搾り」の製法を生かした糖質ゼロは、発売から半年後の3月、同社過去10年のビール新商品最速で累計300万ケース(大瓶換算)、1億本(350ミリリットル缶換算)販売を突破。4月の製造予定を年初計画から6割増で需要に対応している。 「『糖質ゼロ=おいしくなさそう』という先入観を払拭するのに、一番搾りのブランドが役立った」と今北さん。商品化までの試験醸造は350回を超えた。「できっこないとされてきた目標ですが、何百とある課題を1個1個クリアしていくうちに突破口が見えてきた」。糖質ゼロにより、缶ビール(家庭用)の「一番搾り」全体の売り上げも底上げされ、今年1~3月期は前年同期比5割増となった。「当初から目指してきたのは“ビールど真ん中のおいしさ”と糖質ゼロ機能の両立。一切妥協せずおいしさにこだわり、やっと納得のいくものができた」とブランドマネジャーの稲垣亜梨沙さん(33)。「プレミアムモルツ」という既存人気ブランドをあえて活用せず、新ブランドを立ち上げた理由を尋ねると、「新たなビールのスタンダードを創る。その思いが込められています」。.
色はサントリーがやや濃く、アルコール度数も5・5%と高めでコクのある飲み口。キリンはアルコール度数4%で雑味のない爽快感。味の傾向からも、両社が培ってきた醸造の特色が伝わってくるようだ。両社とも、秘密裏におよそ5年をかけて、独自の製法を実現させた。一番麦汁だけを使う「一番搾り」の製法を生かした糖質ゼロは、発売から半年後の3月、同社過去10年のビール新商品最速で累計300万ケース(大瓶換算)、1億本(350ミリリットル缶換算)販売を突破。4月の製造予定を年初計画から6割増で需要に対応している。 「『糖質ゼロ=おいしくなさそう』という先入観を払拭するのに、一番搾りのブランドが役立った」と今北さん。商品化までの試験醸造は350回を超えた。「できっこないとされてきた目標ですが、何百とある課題を1個1個クリアしていくうちに突破口が見えてきた」。糖質ゼロにより、缶ビール(家庭用)の「一番搾り」全体の売り上げも底上げされ、今年1~3月期は前年同期比5割増となった。「当初から目指してきたのは“ビールど真ん中のおいしさ”と糖質ゼロ機能の両立。一切妥協せずおいしさにこだわり、やっと納得のいくものができた」とブランドマネジャーの稲垣亜梨沙さん(33)。「プレミアムモルツ」という既存人気ブランドをあえて活用せず、新ブランドを立ち上げた理由を尋ねると、「新たなビールのスタンダードを創る。その思いが込められています」。




