「プレステ5」値上げにPC人気が直撃 曲がり角を迎えたソニーのゲーム事業 ファン離れも指摘されており、9月に開催された「東京ゲームショウ2022」でもPS陣営の勢いはいま一つだった
ソニーグループのゲーム機「プレイステーション(PS)5」が値上げされた。この秋は外食や食品を中心に値上げが相次いでおり、値上げ自体は珍しくないが、品薄でほしい人に行き渡らない状況での値上げは「最悪のタイミング」といえる。ファン離れも指摘されており、9月に開催された「東京ゲームショウ2022」でもPS陣営の勢いはいま一つだった。かわりに存在感を放ったのがパソコン(PC)ゲーム。「ゲーム機時代の終焉」を指摘する声もあり、ソニーのゲーム事業は曲がり角にさしかかっている。日本では令和2年11月12日に発売されたPS5は、発売から2年近く経過したにもかかわらず、いまだに店頭で満足に購入できない状況が続いている。主な要因は世界的な半導体不足による生産態勢の遅れだが、限られた生産台数の多くをゲームの主力市場となった欧米に振り分けている影響も大きい。
このため日本では需要に供給が追い付いていない。にもかかわらず、9月15日から通常版が5万4978円から6万478円に、光ディスク読み取り機のない簡略版が4万3978円から4万9478円にそれぞれ5500円ずつ値上げされた。しかも、欧州では同様に値上げされたが、ソニーが最も重視する米国では値上げされなかった。
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