第１０１回箱根駅伝予選会（報知新聞社後援）は１９日、東京・立川市などで行われる。３年連続３０回目の本戦（来年１月２、３日）出場を目指す立大は、駒大コーチだった高林祐介氏（３７）が、今年４月に監督就任
後初の予選会に臨む。新監督は、恩師・大八木弘明総監督（６６）の“駒大イズム”を継承したチームづくりを進め、スピードのあった立大に強さと団結力を植えつけた。目標の「３番以内」での通過で、１９６２年以来となる 箱根駅伝 本戦でのシード獲得へ自信と弾みをつける。
大学駅伝最多２９冠を誇る“駒大イズム”が注入された。４月に就任した高林新監督は、駒大で学生トップ級ランナーとして３大駅伝で７度の区間賞をマークし、箱根駅伝と全日本大学駅伝の優勝経験もある。夏合宿に入る前、新指揮官は「一人じゃなくて皆で戦う。駅伝はチームだよ」と立大の選手たちに助言した。それは駒大の恩師・大八木氏が大切にする信条でもある。「私にとっても本当に大事で、選手に伝えていきたい部分」と高林監督はうなずいた。
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