全国高校野球選手権(甲子園)が7日に開幕し、開会式では東北勢6校が元気よく入場行進した。春夏通じて初出場の聖和学園(宮城)は、開幕試合を現地で観戦。リハーサルでは分からなかった“本番の雰囲気”を肌で
感じ、練習に還元しながら初戦に臨む。思っていたよりも何倍も温かかった。開会式での入場行進で、校名を呼ばれた後に観客から多くの拍手や歓声をもらい、聖和学園・三浦広大主将(3年)は「想像以上でした。小さい頃から憧れていた場所。テレビで見ていたところで、プレーする側になるのはうれしいです」。リハーサルでは味わうことのなかった応援を全身で感じ、笑顔で振り返った。
兵庫・三田市内で行われた練習では、守備時に送球を受ける側が大きくジェスチャーをすることを徹底。これも「応援やブラスバンド(の音)が予想より大きかった。ジェスチャーをより大きく、分かりやすくすることが大事」(三浦主将)と取り入れたことだ。この日感じた雰囲気をプラスに、初出場初勝利を目指していく。(有吉 広紀) 〇…開会式を終え、花巻東の村上太一主将(3年)は「拍手がうれしかったし、試合でも拍手をもらえるようなプレーができればいい」。全力プレーで球場を沸かせると意気込みを語った。第7日目の登場で2回戦の相手は、開幕試合に勝利した滋賀学園に決まった。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
【阪神】「後半戦男」佐藤輝明4番継続濃厚 実は昨季後半戦セ1位の打率&打点 球団初の連覇へ<阪神−中日>◇26日◇甲子園「後半戦男」で逆襲だ!4位阪神は、首位巨人と3・5ゲーム差の貯金1で、後半開幕の中日戦(甲子園)を迎える。前半戦ラスト8試合で4番を任された...
続きを読む »
阪神・佐藤輝明、V撃先制タイムリー 高らかに逆襲宣言「もっともっと熱い夏にします!」(セ・リーグ、阪神5−1中日、16回戦、阪神9勝5敗2分、26日、甲子園)甲子園に響いた快音が、難攻不落の小笠原を打ち砕き、一回の呪縛を解き放った。逆襲の号砲が...
続きを読む »
阪神・村上 粘投4勝目 11安打浴びても6回1失点 聖地防御率0・83 小笠原とのV腕対決制す「阪神5-1中日」(26日、甲子園球場) “後半戦開幕投手”が粘り勝ちを収めた。阪神・村上が6回で今季ワーストタイの11安打を浴びながらも、6月27日・中日戦(甲子園)以来1カ月ぶりとなる4勝目。好投報われずが続いた前半戦から一転、打たれま...
続きを読む »
逆転の報徳!! 報徳学園がサヨナラで6年ぶり夏の聖地へ王手◇第106回全国高校野球兵庫大会準決勝報徳学園5―4社(2024年7月26日ほっと神戸)第106回全国高校野球選手権(8月7日開幕、甲子園)の地方大会が26日、各地で開催された。兵...
続きを読む »
宮崎商が3年ぶり6度目の夏切符 プロ注目“二刀流”中村奈一輝が4回2/3無失点◇第106回全国高校野球宮崎大会決勝宮崎商4―3富島(2024年7月26日ひなたサンマリン宮崎)第106回全国高校野球選手権(8月7日開幕、甲子園)の出場を懸けた地方大会が26日、...
続きを読む »
滋賀学園が15年ぶり2度目の甲子園出場/滋賀大会全国高校野球選手権大会(8月7日開幕、甲子園)の出場権を懸けた滋賀大会決勝で、滋賀学園が綾羽に5−0で勝利し、15年ぶり2度目の甲子園を決めた。近畿一番乗りで滋...
続きを読む »