このところ、「左」に寄っていた中国政府の経済運営が、「右」に戻りつつああります。
このところ、「左」に寄っていた中国政府の経済運営が、「右」に戻りつつある。
中国では、社会主義・共産主義に近い考えが「左」、自由主義・民主主義に近い考えが「右」とされる。経済運営では、政府による統制や国有経済を重視するのが左寄り、市場主義経済や民間経済を重視するのが右寄りである。 2020年後半、中国経済は新型コロナ危機からいち早く脱し、回復傾向を見せていた。中国政府は短期的な景気見通しに対して総じて楽観的であった。景気回復が続くこの間に、これまで蓄積してきた構造的な問題の解決に軸足を移そうとした。 具体的には、深刻な貧富の格差の解決へ向け、共同富裕が経済運営全体の方針として強調された。寡占状態にある民間プラットフォーマーによる「資本の無秩序な拡張」にブレーキを踏み始めた。高騰する不動産価格を抑制するため、不動産融資の借り手側と貸し手側の両方に規制を課した。このほか、一部地域で深刻化している地方債務の処理に取り組むよう地方幹部に要求した。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
【有料会員限定】 中国が成長重視の「右」路線に復帰しつつある事情 | 中国動態【有料会員限定】 【中国が成長重視の「右」路線に復帰しつつある事情】 「共同富裕」や「格差是正」はいったん棚上げ 東洋経済オンライン
続きを読む »
東上線ときわ台、南宇都宮と「駅舎そっくり」の謎 | 駅・再開発青い三角屋根と大谷石の壁が特徴のモダンな建物――。東武鉄道東上線のときわ台駅舎(板橋区)は、高架化や駅ビル化が進んだ都区内では極めて貴重な、昭和初期の雰囲気を今に伝える駅だ。同駅が「武蔵常盤駅」とし…
続きを読む »