【日本市況】金融主導で株式は続伸、債券は反発-円は次第に弱含み

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【日本市況】金融主導で株式は続伸、債券は反発-円は次第に弱含み
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3日の日本市場では株式が続伸。国内金利が高止まりする中、金利上昇による収益への好影響が期待される銀行や保険など金融株が引き続き買われ、東証株価指数(TOPIX)は約2カ月ぶりの日中高値を付けている。債券は反発し、円は次第に弱含んでいる。

)コア価格指数の伸びが鈍化し、利下げ観測の高まりから金利が低下したことで投資家のリスク許容度が高まった。日本株はこのところの下げが大きかったことから戻りを期待した資金が入りやすくなっている。大型ハイテク株から資源、不動産株へのローテーションが見られた米国株市場と同様、金融セクターを中心にバリュー(割安)株への買いが優勢だ。の金融政策決定会合に向け、国債買い入れの減額や追加利上げへの不透明感は残り、株式と債券の上値を抑えている。長期国債先物6月物は一時21銭高の143円20銭に上昇円は対ドルで0.1%安の157円40銭-午後1時54分時点 東京株式市場でTOPIXは3月27日以来の日中高値を更新。米国のインフレ沈静化が持続して投資家のリスク許容度が高まった。銀行や保険、証券など金融セクターを中心としたバリュー(割安)株が上昇している。

TOPIXの上昇に最も寄与しているのは東京海上ホールディングス。指数構成銘柄2140のうち1295銘柄が上昇、731銘柄が下落。三菱UFJフィナンシャル・グループやみずほフィナンシャルグループなどの銀行株、東京エレクトロンなどの電機株が指数を押し上げている。 債券相場は上昇。米国でPCEコア価格指数の伸び鈍化を受けて長期金利が低下した流れを引き継いでいる。日銀が早期に国債買い入れ減額や追加利上げを行うことへの警戒感が引き続き重しとなり、現物債への買いは限られている。 JPモルガン証券の山脇貴史債券調査部長は「このところの金利上昇局面では、主戦場は長期ゾーンというよりは超長期ゾーンで、その金利上昇がどこで止まるのかに注目が集まっている」と言う。4日に行われる10年債入札と6日の30年債入札は「金利水準がいいところにきているが、十分な需要が集まるか、ふたを開けてみないと分からないと思っている市場関係者が多いのではないか」と話した。 東京外国為替市場の円相場は1ドル=157円台前半で推移。序盤は先週末からの米金利低下、ドル安の流れを引き継いで円買いが先行した。その後は、日本株をはじめとしたアジア株の堅調や米国株先物が時間外取引で上昇していることを受け、ユーロやニュージーランドドルを中心に円売りが強まり、円は対ドルで下落に転じている。...

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