無期限の公式戦出場停止処分中の西武・山川穂高内野手(31)が、非公式戦の「みやざきフェニックス・リーグ」に出場し、さっそく本塁打も打っている。
処分に対して「まだまだ甘い」という人もいれば、「ちょっと長いのではないか」などいろんな意見があるだろう。山川にも生活があるし、試合に出たら結果を出すしかないが、不祥事で失われた信用は野球で打ちまくっても取り返せない。これからの振る舞いが大事になってくると思う。
試合に出ればヤジも飛んでくるだろうし、耳の痛いことや雑音も入ってくる。そういうときに山川がどういう自分でいられるか、そっちの方が気になる。周りからは不祥事を起こした人間というイメージで見られてしまうので、これを受け入れたうえで乗り越えていかなければいけない。 実戦から5カ月遠ざかったブランクを心配する声もあるが、本塁打王を3度も獲得した打者がそれぐらいのことで打撃を崩すことはない。試合に慣れてくれば、すぐに打てるようになる。むしろ体は万全で来春のキャンプを迎えることができるので、課題はメンタル面になってくる。今オフの契約更改では年俸(推定2億7000万円)が半分ぐらいになる可能性もあるし、そこでも制裁を受けることになる。取得見込みの国内FA権の行使や、他球団にトレードされるウワサもあるが、来年は西武でプレーしてもらいたい。それで来オフにもう一度考えればいい。
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