<大阪杯>◇31日=阪神◇G1◇芝2000メートル◇4歳上◇出走16頭悔しい敗戦の教訓を生かした、横山和騎手の“読み勝ち”でしょう。スタートしてすぐ、ベラジオ… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)。
悔しい敗戦の教訓を生かした、横山和騎手の“読み勝ち”でしょう。スタートしてすぐ、ベラジオオペラの手綱をしごいて、前の位置を取りに行きました。確固たる逃げ馬がいない。ペースは落ち着きそう。馬場も前と内が有利。いろんな想定をした上で、1コーナーで絶好の2番手につけたことが最大の勝因でした。優勝インタビューでも話していましたが、昨年のダービー4着がよほど悔しかったのだと思います。中団から上がり最速の脚を使いながら4着。勝ち馬とはタイム差なしで、わずか首+鼻+鼻差でした。もう少し前の位置なら…と後悔もあったのでしょう。今回は、好位を取るという強い意志が見えた好騎乗でした。
馬もダービーの頃とは見違えるほど成長しました。当時は胴伸びした体形で、これがロードカナロアの子か? と思うほどでした。それでも4着でしたから、秋には強くなると感じました。実際、馬体重は大幅に増えて、牡馬らしい体になりました。馬の成長と鞍上の読み、思い切りが勝利を呼び込みました。管理する上村師はG1初制覇です。彼のいとこが私の厩舎で長く働いてくれたこともあり、昔からよく知るところです。騎手時代は目の病気などで苦労した面もあったようですが、調教師として見事な活躍です。いい馬主さん、いいスタッフに出会えている印象ですし、それは上村師の人柄、人徳でしょう。今後も楽しみな厩舎です。 2着ローシャムパークは1コーナーでは後方でしたが、向正面で戸崎騎手が思い切って位置を上げました。掛かったこともあったとは思いますが、先に動いた勇気、決断が好走につながりました。逆に、3着ルージュエヴァイユは動かず内にこだわり、直線も内から伸びました。菅原明騎手の好判断でした。大阪杯を制したベラジオオペラの顔をなでてねぎらう横山和騎手(撮影・清水貴仁)
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