政府が今年5月にまとめた花粉症対策で、アレルギーの原因物質を少しずつ投与して体に慣らす「舌下免疫療法」を治療の柱に据え、普及を掲げた。スギ花粉症に対する同療…
政府が今年5月にまとめた花粉症対策で、アレルギーの原因物質を少しずつ投与して体に慣らす「舌下免疫療法」を治療の柱に据え、普及を掲げた。スギ花粉症に対する同療法は使いやすい錠剤が2018年に実用化された。現場の医師は「効果と安全性が高く、根治も目指せる」と期待する。スギ花粉が飛散していない時期に始め、3~5年にわたり毎日服用できるかどうかが鍵だ。
春の訪れとともに鼻水やくしゃみ、鼻づまりなどが頻発するスギ花粉症に悩む人は、日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会の診療ガイドラインによると、1998年に16・2%、2008年に26・5%、19年に38・8%と、10年ごとに約10ポイントずつ増加している。国民病の様相を呈し、対応は喫緊の課題だ。国内で行われた舌下錠の臨床試験では、症状の程度が偽薬と比べて1年目に3割低減した。3年間投与すると、投与しない4、5年目でも症状低減効果が続いた。ガイドラインで3~5年続けることが推奨されている。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
「iPhone 15/15 Pro」で変わるAppleのラインアップ戦略 無印モデルの“復権”なるか(1/3ページ)Appleは「iPhone 11」シリーズ以降、無印のスタンダードモデルとは別に、名称に「Pro」がついたプロモデルを用意している。「iPhone 12」シリ…
続きを読む »
「iPhone 15/15 Pro」で変わるAppleのラインアップ戦略 無印モデルの“復権”なるか(1/3ページ)Appleは「iPhone 11」シリーズ以降、無印のスタンダードモデルとは別に、名称に「Pro」がついたプロモデルを用意している。「iPhone 12」シリ…
続きを読む »
【実況・小野塚康之 時代を超える名調子】野球交差点編(3) 高校侍世界一への苦難の道 〝世代ナンバーワン〟大阪桐蔭・前田悠伍も?負の連鎖で優勝逃す危機に!(1/3ページ)WBSC U18W杯侍ジャパンの戦いぶりはなんと素晴らしかったことか!
続きを読む »
解散・総選挙へ進む岸田首相 選挙戦略の“切り札”は旧統一教会への解散命令請求 内閣改造も布石か(1/3ページ)9月13日、初入閣は11人、過去最多に並ぶ5人の女性閣僚を引っさげ、第2次岸田再改造内閣が発足した。だが、岸田文雄・首相の視線はすでに「解散」へと狙いを定め…
続きを読む »