冬季オリンピック(五輪)男子2連覇のプロフィギュアスケーター羽生結弦さん(29)が、長く“専属”支援を受けてきた味の素(株)「ビクトリープロジェクト(VP)」の栗原秀文チームリーダー(48)と対談しました。前人未到だったクワッドアクセル(4回転半ジャンプ=4A)に挑み、世界初の認定をつかむまでの舞台裏を振り返った特別企画の、未公開部分も含めた「全文」を3週に分けて、余すことなくお届けします。(質問以外は敬称略) - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.
まず特に女子選手…男子もそうなんですけど、どちらかと言うと、僕らは制限をするタイプの競技で、重くなるのが怖い。それを身に染みて、毎日のように体感しながら練習をしているんですね。そういう意味でも食事に対して、栄養というよりは、ダイエットみたいなイメージの方が強くありました、最初は。そもそも、栄養に対する知識だったり、どういうものを摂るべきなのか。どのようなタイミングで何を食べるべきなのか、みたいなことって、もう全然、分からないことだらけだったので。やっぱり知識としてたくさん教えていただきましたし、自分でも食事とか注意するようになりましたね。ギョーザは好きでしたね。でも今もショーとかでも本当にお世話になっているんですけど、わざわざギョーザを作ってくださったりとか、いろんなメニューを開発していただいたり、っていうことに今はなってますけど、当時はギョーザはなくて、わざわざ作ってくれましたね(笑い)。当時、彼の好きな食べ物って言ったら「焼き肉とおすし」って言ってたんですよ。「何で?」って聞いたら「ポーションが小さいから」だって言うの。小さいから、例えばステーキだと「ドン」って出てきちゃうんだけど
まず特に女子選手…男子もそうなんですけど、どちらかと言うと、僕らは制限をするタイプの競技で、重くなるのが怖い。それを身に染みて、毎日のように体感しながら練習をしているんですね。そういう意味でも食事に対して、栄養というよりは、ダイエットみたいなイメージの方が強くありました、最初は。そもそも、栄養に対する知識だったり、どういうものを摂るべきなのか。どのようなタイミングで何を食べるべきなのか、みたいなことって、もう全然、分からないことだらけだったので。やっぱり知識としてたくさん教えていただきましたし、自分でも食事とか注意するようになりましたね。ギョーザは好きでしたね。でも今もショーとかでも本当にお世話になっているんですけど、わざわざギョーザを作ってくださったりとか、いろんなメニューを開発していただいたり、っていうことに今はなってますけど、当時はギョーザはなくて、わざわざ作ってくれましたね(笑い)。当時、彼の好きな食べ物って言ったら「焼き肉とおすし」って言ってたんですよ。「何で?」って聞いたら「ポーションが小さいから」だって言うの。小さいから、例えばステーキだと「ドン」って出てきちゃうんだけど、全部、基本的には出されたものは全て食べないと気が済まないという、完璧主義者でもあったので。そうすると、ドンって出てくると、やっぱ全て食べ切らないと気分が悪いし「うーん」って思ってしまうので、小さなポーションでカタがつく、決着がつくもの、ということで、そういうものを選んでいたんだと思います。
フィギュア Members_12 【木下淳】 羽生結弦 日刊スポーツ・プレミアム
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