【ラグビーW杯】プールC首位ウェールズと3位オーストラリアの負けられない死闘がキックオフ - 記事詳細|Infoseekニュース

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ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会はプール戦の折り返しの時期を迎え、どのプールも混戦の様相を呈しています。

日本時間9月25日の早朝4時、リヨンのOLスタジアムでキックオフを迎えるウェールズ対オーストラリアは、その意味でも非常に大きな意味を持つ一戦となります。ウェールズが勝てば決勝トーナメント進出へ大きく近づく一方、過去9大会すべて決勝トーナメントに進んできたオーストラリアの8強入りが厳しくなるという、歴史的転換点となる可能性を秘めている試合です。

プールCで唯一無傷のウェールズはフィジー、ポルトガルを撃破。いずれも4トライ以上で得られるボーナスポイントを獲得し総勝ち点10として、2位以下のチームを引き離しています。その原動力となっているのはFW の献身的な働きと、トライを取り切るBKの決定力です。 献身的なFWを象徴しているのが23歳の若きスキッパー、FLジャック・モーガン共同主将です。相手を一撃で仕留める高いタックル精度を誇るだけでなく、日本時間9月17日のポルトガル戦では1トライを決めるなど、攻守の両面でチームを支えています。BKでは22歳の俊足WTBルイス・リース=ザミット選手が2試合連続トライを決めており、勝利とボーナスポイント獲得に大きく貢献しています。いずれもオーストラリア戦でも3戦連続先発予定で、若い戦力が試合の鍵を握ることになりそうです。

一方、オーストラリアは初戦こそジョージアに快勝し勝ち点5を得たものの、2戦目でフィジーに15-22で実に69年ぶりとなる敗戦。今回のウェールズ戦に勝たなければ同国史上初のW杯プール戦敗退の可能性が濃厚となるだけに、勝利はもちろん4トライ以上決めてボーナスポイントも獲得したいところです。 キーマンは日本の埼玉ワイルドナイツで活躍中のWTBマリカ・コロインベテ選手です。エディー・ジョーンズHCに「世界で最も優れたWTBのひとり」と言わしめた圧巻のパフォーマンスから、ついた愛称は「サイクロン」。相手ディフェンスを蹴散らすように突破する屈強なトライゲッターの活躍は勝利に欠かせません。

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