マイルCS(G1、芝1600メートル、17日=京都)の最終追い切りが13日、東西トレセンほかで行われた。出走馬の調教過程を深堀りする「追い切りの番人」では、東… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)。
出走馬の調教過程を深堀りする「 追い切りの番人 」では、東京の岡山俊明記者が ブレイディヴェーグ (牝4、宮田)を取り上げる。八分の出来で勝った前走府中牝馬Sから確実に上向いた事実を、時計と証言が示す。久々をたたけば必ず状態が上がるとは限らないが、 ブレイディヴェーグ は間違いなく良くなった。宮田師が「想像以上に素晴らしい馬。すごいサラブレッド」とほれ込む逸材で、まだ底を見せていない。G1初挑戦初制覇を果たしたエリザベス女王杯から11カ月ぶりで勝った府中牝馬Sは「正直八分の出来」だったが、最終追い切りを終えて「90%以上」の感触を得た。100%としない理由は「まだ上があるので」と笑みを浮かべる。現時点では最高に近い状態に仕上がった。前走と今回の最終追い切りの時計を比較してみる(いずれも杉原騎手騎乗でウッド6ハロンから3頭併せで追走先着)。今回の方が全体で1秒6遅い。休み明けの前走は強く負荷をかけなければならなかったが、その必要がなかった。時計が速ければいいわけではない。「前走後は負担が残った背腰を牧場でケアしていただき、筋肉の質や傷みがだいぶ改善されたので、帰厩初日からキレッキレ。前回は動きづらさ
時計以外にもう1点、注目すべきは坂路入りの頻度だ。前走時はレース前の2週間坂路に入れなかったが、今回はスクミ(筋肉の損傷)の心配がなく11月2日と9日に登坂できた。「今週は金曜に坂路15-15をやってから行こうと思うぐらい」と表情も明るい。
追い切りの番人 マイルCS ブレイディヴェーグ 日刊スポーツ
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