【ホンダ N-BOX JOY】「もう荷室とは呼ばないで」レジャーシートを広げたような空間をクルマに

自動車 ニュース

【ホンダ N-BOX JOY】「もう荷室とは呼ばないで」レジャーシートを広げたような空間をクルマに
鉄道船舶航空
  • 📰 responsejp
  • ⏱ Reading Time:
  • 46 sec. here
  • 10 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 50%
  • Publisher: 63%

内田俊一(うちだしゅんいち)日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

チェック柄の中にはブルーとオレンジが織り込まれている。「ブルーとオレンジは反対色、補色なので混ぜるとグレートーンに見えるんです。ベージュ一色だとゴミや汚れが目立つので、ぱっと見はベージュでも、ブルーとオレンジとベージュが混ざり合う複雑な構成になっているからこそ、汚れがついてもあまり目立ちにくく、この上で過ごしていただくときに、ゴミや汚れを気にせずに使っていただけるかなと思っています」とこだわりを語る。

チェック柄そのものも「太さを吟味した」という。「細かすぎると女性らしいとか、太すぎると不骨で男性っぽい印象に繋がりますので、そういったところもジェンダーや年代を問わないデザインを意識しました。N-BOXのサイズの中にマッチするベストなものを見極めて、このサイズの柄にしました」と松村さんは話した。 またこの空間を作り上げるために、荷室部分に敷かれたボードに新技術を盛り込んだ。通常は樹脂で成形されたボードに不織布などが貼られているものだが、シートと同じ表皮を貼ることにこだわり、国内初の表皮と基材の整形同時接着を実現したという。「通常よりも一行程増やすようなイメージで、熱の掛け具合などを工夫して同時に接着することが可能になった」と松村さん。「もしこれができなかったらN-BOX JOYは誕生しなかったかもしれません」というほどの需要なポイントだ。Dピラー付近には収納スペースが設けられている。スライドドアがあるクルマではスペースの都合上、採用は難しいがコンセプトである「ふらっとテラス」実現のためにあえてこだわった。「のんびりしているときに、モノが周りにあふれてしまうと、せっかくのふらっとテラスが台無しになってしまう」(藤原さん)からだ。実はこの収納スペースは新型N-BOXシリーズ共通で採用されている。つまり、新型N-BOXシリーズ開発当初からN-BOX...

ホンダのお家芸である「センタータンクレイアウト」(燃料タンクを前席下に収めることで、室内空間を最大化する技術)などにより床面が低く室内高も高いN-BOXだが、N-BOX JOYでは後端部分をあえて80mmかさ上げすることでフラットな形状としている。 パッケージングを担当した飯泉麻衣さん(本田技術研究所 デザインセンター デザインパッケージ担当)は、「外を見ながらくつろぐときには、飲み物を飲みたくなったり、自由な姿勢をとりたくなるでしょう。そうしたときに後端部分がフラットではないとリラックスできなかったり、飲み物を置く場所も正直困ってしまいます。そこで後端部分を80mm上げたのです」と工夫を語る。

このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

responsejp /  🏆 56. in JP

鉄道 船舶 航空 宇宙 エンタメ スクープ リペア・メンテナンス カーオーディオ

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。

ホンダ軽「N-BOX JOY」ライトアウトドアの大本命 N-BOX新グレード、狙いは手軽な外遊びユーザーホンダ軽「N-BOX JOY」ライトアウトドアの大本命 N-BOX新グレード、狙いは手軽な外遊びユーザー8月22日にホームページで先行情報が公開されていた本田技研工業(以下、ホンダ)の新型「N-BOXジョイ(N-BOX JOY)」。その内外装デザインなどに関する詳細情報が9月19日に公式ホームページほかで公開された。「日…
続きを読む »

【ホンダ N-BOX JOY】リラックス、気楽さがキーワードの新モデル!あえて「SUVテイストを抑えた」理由【ホンダ N-BOX JOY】リラックス、気楽さがキーワードの新モデル!あえて「SUVテイストを抑えた」理由ホンダは9月19日、『N-BOX』の新たな派生車、『N-BOX JOY』を正式発表した。
続きを読む »

写真で見る ホンダ新型「N-BOX JOY」(2024年追加グレード)写真で見る ホンダ新型「N-BOX JOY」(2024年追加グレード)Nシリーズのトップを切って2011年に発売されて以来、軽四輪車の新車販売台数ランキングにおいて、トップの座をほぼ独走し続けているのがホンダの「N-BOX」だ。3代目となる現行モデルは、これまでベースモデルのN-BOX(標準車)と、スポーティで存在感のあるデザインを採用する「N-BOX CUSTOM(カスタム)」の2モデル構成だったが、第3のモデルとして「N-BOX JOY(ジョイ)」が登場する。なお、詳細なスペックや装備などは取材時点では未公表。正式な発表をお待ちいただきたい。
続きを読む »

【ホンダ N-BOX JOY】リラックス、気楽さがキーワードの新モデル!あえて「SUVテイストを抑えた」理由【ホンダ N-BOX JOY】リラックス、気楽さがキーワードの新モデル!あえて「SUVテイストを抑えた」理由内田俊一(うちだしゅんいち)日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。
続きを読む »

8月の新車販売、ホンダ『N-BOX』3か月連続首位、『フリード』もベスト10入り[新聞ウォッチ]8月の新車販売、ホンダ『N-BOX』3か月連続首位、『フリード』もベスト10入り[新聞ウォッチ]猛暑に台風、それに地震情報などに右往左往した8月だったが、その1か月に国内で最も多く売れた新車は、ホンダの軽自動車『N-BOX』で、3か月連続で首位をキープしたという。
続きを読む »

ホンダ、AI技術でインド工科大学と共同研究開始ホンダ、AI技術でインド工科大学と共同研究開始ホンダ(Honda)は9月11日、協調人工知能「Honda CI」のさらなる進化を目指し、インド工科大学デリー校およびボンベイ校とAI技術の共同研究を開始した、と発表した。
続きを読む »



Render Time: 2025-02-23 11:17:22