試合後の表彰セレモニーでは、石川祐希主将(28=ペルージャ)が「ベストアウトサイドヒッター」に選出された。石川はフランスとの決勝でチーム最多の17得点を挙げるな… - スポーツニッポン新聞社の公式サイト(www.sponichi.co.jp)。
バレーボールのネーションズリーグ(NL)男子決勝が30日(日本時間7月1日)、ポーランド・ウッジで行われ、世界ランク2位の日本は、東京五輪優勝国でパリ五輪開催国でもある同5位のフランスと対戦し、セットカウント1―3(23―25、25―18、23―25、23―25)で敗れた。
試合後の表彰セレモニーでは、石川祐希主将(28=ペルージャ)が「ベストアウトサイドヒッター」に選出された。石川はフランスとの決勝でチーム最多の17得点を挙げるなど、今大会で全体1位の通算64得点を挙げた。その成績にふさわしいタイトルとなったが、石川自身は「非常に悔しい思いでいっぱいです。僕がしっかり点を取る立場なので、託されるた立場で賞を取れたことはうれしいんですけど、それ以上にチームを勝たせられなかったのが非常に悔しいです」と声を絞り出した。 決勝では相手ブロックに徹底マークされ、再三ブロックされる場面がみられた。落としたセットはすべて23―25の2点差だっただけに「そういう1点の差でメダルの色が変わってしまうので、そこを改めて感じられた。いい経験になった」と1点の重みを改めて痛感させられた。だからこそ「こういう舞台を経験していくしかないと思っているので、決勝でプレーできたことが今後につながってくると思う。そこを意識しながら練習できるか、ということが五輪に向けて非常に大事になってくると思う」と足元を見つめ直した。
今後に向けては「今回、銀メダルに終わってしまったので、次こそ金メダルを取って…パリ五輪ではそこを目指せるチームだと思っているので、金メダルを目指して戦いたいと思います」と優勝宣言。そのうえで「この大会以上に苦しい戦いになると思うので、予選リーグから勝ち切るだけの心と体の準備を残りの期間でしっかりしていきたいと思います」と気持ちを切り替えた。主要国際大会で日本が決勝に進出するのは72年ミュンヘン五輪以来52年ぶり。金メダルを獲得すればその時以来となるところだったが、その願いはかなわなかった。
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