バレーボールのネーションズリーグ男子決勝トーナメントが27日、ポーランド・ウッジで準々決勝が行われ、世界ランク2位の日本は同9位のカナダと対戦。3―0(26−24、25−18、2...
バレーボールのネーションズリーグ男子決勝トーナメントが27日、ポーランド・ウッジで準々決勝が行われ、世界ランク2位の日本は同9位のカナダと対戦。3―0(26−24、25−18、26−24)で勝利して準決勝進出を決めた。
26日(日本時間27日)にパリ五輪1次リーグ組み分け抽選が行われ、日本はC組に入り、米国、アルゼンチン、ドイツと戦うことが決まった。いよいよ本番へムードが高まる中、ネーションズリーグ1次リーグフィリピン大会で敗れたカナダと対戦。組は違うがパリ五輪に出場する相手。リベンジして嫌な印象を払拭したかった日本は高橋藍がフィリピン大会で負傷離脱したものの、エース石川祐希を中心に攻撃陣が爆発した。第2セットでは大塚達宣が躍動。バックアタックにサービスエースと攻撃の中心となり、序盤からリードを奪った。さらに西田有志、小野寺太志らも力を発揮して25―18と大差をつけて奪った。 勝利に王手をかけた第3セットは序盤にリードを許す展開も、石川が19−20の場面でサービスエースを決めて流れを引き戻した。その後、第1セットに続くデュースとなったが、最後は石川が両チーム最多となるこの試合26点目となるスパイクを決めて26−24と逆転。3−0のストレートでカナダを圧倒した。
試合後、この試合で10得点をあげた大塚は「出だしからしっかりいいスタートを切れるようにパッションを出してやっていこうとチームで話していた。そこを出すことができた」と振り返った。また準決勝へ「プレーのクオリティーをここぞで上げていけるようにしていきたい」と見据えた。準決勝はスロベニアとアルゼンチンの勝者と対戦する。
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