【タイガースデータ】阪神の新外国人右腕ハビー・ゲラ投手(28)が驚異の制球力でブルペンを支えている。3月31日の初登板から11試合を無四球で、4月24日のDeNA戦で対戦打者...
【タイガースデータ】阪神の新外国人右腕ハビー・ゲラ投手(28)が驚異の制球力でブルペンを支えている。3月31日の初登板から11試合を無四球で、4月24日のDeNA戦で対戦打者46人目の大和に与えたのが最初だった。来日初登板から打者45人連続で与四球なしは、球団の外国人投手ではアルカンタラと並んで最長(敬遠四球があったバルデスを除く)。14年に39セーブでタイトルを獲得した呉昇桓(オ・スンファン)の35人を超えており、抑えとして同じような活躍が期待される。
12年7月にレッドソックスと契約した時は遊撃手で、19年から投手へ転向した異色の経歴を持つ。メジャー通算の与四球率(9イニング換算の四球数)は6・14という制球難で、マイナー通算でも同3・59と苦しんだ。来日してから制球が安定している要因について「1球目はストライクを取りにいく、2球目は相手に振らせる、3球目はゾーンを広げるという考え方が助かっています」と自己分析している。 投球全体に占めるストライク(ストライク+ファウル+インプレーの結果球)の割合を示す「ストライク率」は、一般的に65%以上が優秀とされる。ゲラは72・6%で、今季200球以上を投げた80投手の中では1位。空振り奪取率も16・5%のトップで堂々の2冠だ。60%以上が一流とされる「初球ストライク率」は、打者59人中37人の62・7%と、こちらも高い水準をキープ。前に述べたストライク重視の考え方は「この2年間くらいやっている」と話しており、投手として成功しようと続けてきた努力が、日本で花開いたといえそうだ。
抑え投手に求められる要素としてメンタル、球速、決め球などが挙げられるが、四球で崩れないことも一つ。セ・リーグを代表する守護神となった中日のマルティネスは、今季12試合で無失点もさることながら、与四球は0だ。ここまで両リーグ最多の15試合登板と奮闘するゲラ。マウンドに上がった時は「初球」と「制球力」に着目してほしい。 (記録担当・石丸 泰士)
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