「タフで荒々しい」70年代NY
作目でウィンストンは日間分の撮影で終わってしまうくらいしか出てきませんでした。そのわずかな時間で皆の想像力をかき立てました。コレは、イアン(・マクシェーン)という俳優、彼の目、その強烈ぶり、役のコンビネーションがあってこそだと思います。だからまず、イアンと同じ肉体、同じエネルギー、同じカリスマ性を持ち、威嚇的でもあり、友好的でもあるような眼差しを持つ人物をどうやって見つけるかが重要でした。映画では、ウィンストンはみんなを敵に回していますからね。彼は全能です。コリンにはそれができました。だから、すぐにあの肉体美を手に入れることができましたし、ウィンストンの目の輝きや操り方を絶妙に捉えることもお手の物でした。ランス・レディックは本当に大きな役柄を遺していきました。シャロンは、映画を作っていく中で発見される昔ながらのキャラクターで、脚本上はそれほど大きな存在ではなかったのに、映画では大きな存在感を見せました。というのも、シャロンは“リアクション”することを担い、私たちは彼の目を通して物事を見ていたからです。彼は饒舌なキャラクターではありません。だから、その役を演じるために必要だったのは、存在
私たちが今回のドラマに取り入れた要素の中でも特に気に入っているのが、ユーモアです。ジョン・ウィックを大真面目に演じたらバカバカしくなってしまうでしょうけど、全員がジョークに参加しているような感じでした。俳優も製作陣もみんな、自分達がやっているのは、ただ視聴者を楽しませるためなんだと理解しています。そのエネルギーをドラマシリーズにも持ち込みました。クレイジーで暴力的なギャング映画みたいなところはあるけれど、結局は楽しいものなんです。『ジョン・ウィック』ならではの面白さです。目が輝くような。自分たちがやっていることはクレイジーだとわかっているけど、そこが重要でした。そのユーモアこそ、私たちがドラマシリーズにも取り入れたかったんです。
テレビのストーリーテリングという要素がピッタリだと思いますし、私自身とても尊重しています。映画では、観客の疑問に応えて終わり、ということが多いですが、テレビでは、観客が次のエピソードに引き続けるように進行していくんです。視聴者にはもっと見たいと思わせたいですね。もっと疑問を持ってほしいんです。第1話ですべての謎を解き明かしてしまったら、視聴者は飽きてしまうし、ワンパターンになってしまう。物語を少しずつ明かしていく事で、私たちも物語をより理解しながら進められるのです。
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